CM PROの記事内にはプロモーションや広告が含まれている場合があります。問題のある表現にお気づきの際はお問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。【景品表示法に基づく表記】
映像制作会社の新卒採用へエントリーを考えている方の中には、一般大学出身や未経験者ということに不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか?
そこで今回は映像制作未経験の就活生が、制作会社に就職するために抑えておくべきポイントをまとめてご紹介します!
・適性診断AnalyzeU+(本格的な自己分析をしたい人にオススメ)
・キミスカ適性検査(正確な自己分析をしたい人にオススメ)
映像制作会社の新卒採用はほとんど経験不問!
広告やCM、MV、映画などの映像を幅広く制作する映像制作会社の新卒採用では経験不問なことが多く、未経験で入社される方が多いです。
学生時代に映像制作経験が無くてもしっかり自己分析・業界研究・企業研究・選考対策をしていけば内定を獲得することができますよ。
映像の知識やスキルは入社後に学んで身につけていけば問題ありません。
しかし、一部の技術職やディレクター職では採用時に試験やポートフォリオ提出があり経験者が有利な場合もあるので注意が必要です。
美大や映像系学部出身者は意外と少ない
映像制作会社に新卒で入社するには美大や映像を専門的に学ぶ学部出身が有利と思われがちですが、内定者のほとんどは一般文系学部の方で理系の方も多くいます。
大手映像制作会社内定者の出身大学を調べると8割程度が一般大学出身で、美大は2割程度です。一般企業と比較すると美大出身者は多いですが、基本的に大学や学部に関係なく採用が行われていることがわかります。
広告制作会社に就職できる大学・学部を徹底調査!文系学部は不利?美大は有利?新卒未経験で入社を狙うならPM職
映像制作会社の新卒採用では職種別に採用が行われることが多く「プロダクションマネージャー(PM)職」「ディレクター職」「技術職」などがあります。
その中で映像制作未経験の就活生が狙うべきオススメの職種は「プロダクションマネージャー(PM)職」です。
映像制作のプロダクションマネージャーとは?PMを徹底解説!広告映像制作のPMの仕事内容・就活・激務情報まとめ!プロダクションマネージャーは映像制作の中心的な存在して制作を進行する仕事です。映像制作の全ての工程に携わり映像の知識やビジネススキルも身につく仕事です。広告代理店、クライアント企業、協力企業など多くの人と携わる仕事なのでコネクションも広がりますよ。
このように、PMはたくさんの人をまとめ上げて進行することが仕事なので、入社時点では映像制作の経験やスキルよりも必要なのは好奇心・挑戦心・コミュニケーション能力・冷静さ・忍耐強さ・体力などポテンシャルの要素です。
プロダクションマネージャーは映像制作の全ての工程に携わり制作をまとめる仕事なので、様々な業務を知ることができます。
PMとして働く過程で興味を持った専門領域にキャリアチェンジしていくこともできるので、今は映像の仕事がよくわからないという人、幅広く映像の仕事を経験したいという人にもオススメです。
映像制作会社のPMは、他の業界の仕事や職種と比較して待遇面が良いことが多いです。新卒から安定して稼げて、さらに大好きな映像にも携わることができるとても夢のある仕事ではないでしょうか。
将来的に伸ばしたい専門性や得意分野を見つけるまでの修行期間として考えている方も多いですよ。
代表的な映像制作会社
それでは、新卒採用が行われている映像制作会社を紹介していきます!制作会社は大きく代理店系制作会社と独立系制作会社の2種類に分けられます。
代理店系制作会社
- 広告代理店が親会社の制作会社
- 親会社の案件が中心
- 経営や働き方が安定している
- 電通クリエーティブX、博報堂プロダクツなど
独立系制作会社
- 様々な代理店と映像制作を行う
- 映画、MV、テレビ番組なども制作
- AOI Pro.、東北新社、TYOなど
- 大手、中堅、ベンチャーまで様々な会社がある
代理店系制作会社は大手広告代理店を親会社に持つ映像制作会社で親会社の案件を中心に制作をしています。電通クリエーティブX・博報堂プロダクツなどが有名です。
独立系制作会社は様々な広告代理店と仕事を行いながら、クライアント直接案件の受注、MV制作、映画制作に注力する独立した経営を行う制作会社です。大手ではAOI Pro.・TYO・東北新社など、中堅ではamana・ENGINEなど多くの会社があります。
CM Proでは他にも映像制作会社を84社ご紹介しているので是非チェックしてくださいね!
日本のCM広告制作会社84社まとめランキング【売上・映像制作会社一覧】就活の流れ
それでは、実際の就活の流れについて解説をしていきます。就職活動で活用するべきおすすめサービスや書籍も紹介するので参考にしてくださいね。
就活を始めるときに一番最初にやるべきことは自己分析です。
自己分析とは、自分自身が培ってきた経験、考え、思考、価値観などを棚卸しして、現在の強みや弱み、性格、能力、将来的な目標などを理解する作業です。
就職活動は自分を企業に対してアピールすることが重要で、そのためには自分のことを詳しく理解していなければ効率的で有効なアピールはできません。
自己分析には様々な方法がありますが、特にオススメなのが自己分析ツールを活用することです。
完全無料で質問に答えていくだけで、自己分析ができるので、就活のスタート同時に利用するのがオススメです。
・適性診断AnalyzeU+(本格的な自己分析をしたい人にオススメ)
・キミスカ適性検査(正確な自己分析をしたい人にオススメ)
特にオススメなのはこちらの2つです。2つ全てのツールで自己分析を行うことで様々な視点から自分を知ることができますよ。
自己分析の次は業界研究を始めましょう。志望する業界の現状、課題、将来などを分析してから、それを踏まえて自分自身のキャリアプランを考えるのがオススメです。
CMが作りたい人は映像業界と広告業界を、映画が作りたい人は映像業界と映画業界というように、映像業界について複数の視点から分析をしましょう。
CM制作で広告業界を目指している人は、宣伝会議の「広告界就職ガイド」と創出版の「マスコミ就職読本」を熟読して業界研究を深めましょう。
この2冊をしっかり理解すれば広告業界についてかなり詳しくなれるでしょう。
映像業界についてはCM Proのこちらの記事で現状の課題や将来性を解説しているので参考にしてくださいね。
映像制作業界が抱える働き方改革と長時間労働の課題を徹底解説!各社の取り組み事例を紹介映像制作会社や広告制作会社の企業研究については、CM Pro編集部が徹底調査した企業研究をまとめて掲載しているので、まずはこちらをチェックしてくださいね!
日本のCM広告制作会社84社まとめランキング【売上・映像制作会社一覧】それぞれの会社公式ホームページや就活サイトの採用ページは何度も読み返して理解を深めましょう。
次に「OpenWork」「就活会議」「ワンキャリア」などのサービスを使って実際に働かれていた方や就職活動を経験した先輩のクチコミをチェックしましょう!
リアルなクチコミを理解することでより具体的な入社後のイメージを持つことができますよ。
会社説明会や合同説明会には必ず参加をしましょう。会社の雰囲気を知ることができて、企業の採用担当者に直接質問ができる貴重な機会です。
説明会では通常は公開していないような企業の内部の情報などを就活生向けに特別に公開していることが多く参加できるのは就活生の特権です。必ず参加するようにしましょう!
ESや書類の文章は書けば書くほどうまくなって説得力が増していくので、出来るだけ早い時期から準備を始めましょう。
映像制作会社のESや書類では準備に時間のかかる課題提出を求められることが多いので、頻出の志望理由・ガクチカ・自己PRを早めに用意しておくことで、効率的に就活を進めることができます。
志望理由は映像業界と志望度の高い企業のものをそれぞれ作りましょう。
自己PRについては自己分析ツールの適性診断AnalyzeU+、キミスカ適性検査の結果をもとに作るのもオススメです!
ESや課題は基本的に内容が変わらないことも多いので、CM Proやワンキャリア、みん就などで過去のものを確認して対策を進めるのも良いでしょう。
志望企業のES提出が始まったらすぐに準備に取り掛かりましょう。特に締切には注意をして提出を忘れることが絶対ないようにしましょう。
ESや書類を作成するときはCM Proの企業研究と自己分析を重ね合わせて、自分の魅力が十分伝わるように意識しましょう。
ES提出と同時に適性検査が行われることが多いのでSPIの対策も進めましょう!
面接は一次面接、二次面接、最終面接と3回程度行われることが多いです。面接時間は15分程度と短いので、限られた時間内で想いを伝え切る工夫を心がけましょう。
映像制作会社の面接の種類や頻出質問などはこちらの記事にまとめているので是非参考にしてくださいね!
映像制作会社の面接で聞かれる質問を紹介!質問や評価ポイントを徹底解説!【25卒最新】- PMの仕事
- プロデューサーの仕事
- PMとプロデューサーの違い
- どんなPMになりたいか
- どんなプロデューサーになりたいか
- 将来はどのように活躍していきたいか
- 制作をマネジメントする仕事を目指した理由
- 就職後に活かせる経験
- チームで何かに取り組んだ経験
- 好きなCM
- 業界へのイメージ
- なぜ広告代理店ではなく制作会社なのか
- 広告業界に興味を持ったきっかけ
- 制作業界に興味を持ったきっかけ
- 制作経験の有無
まとめ
今回は新卒未経験で映像制作会社に入社する方法をご紹介しました!自己分析や企業研究、選考対策などを確実に進めて内定獲得を目指しましょう!