映像制作会社へ転職する方法を徹底解説!

【博報堂との違いを解説】博報堂プロダクツの強み・社風・理念を徹底企業研究!【2024年】

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博報堂プロダクツは広告制作・プロモーションの企画・実施を行う博報堂グループの制作会社です。映像・写真・デザイン・デジタル・イベント・プロモーションなど12の事業本部と3つの支社を持つ社員数1862名の巨大制作会社です。

今回は大手広告代理店の博報堂グループ会社、博報堂プロダクツについて徹底企業研究していきます!博報堂との違いについても解説していきます!新卒や転職で博報堂プロダクツに就職して働きたいと思っている方はぜひ参考にしてくださいね!

会社基本情報

まずは博報堂プロダクツの基本的な情報について詳しく解説をしていきます。博報堂プロダクツへ就職や転職を目指している人は、会社規模や企業理念、代表プロフィール、会社の歴史をチェックしておきましょう!

会社プロフィール

博報堂プロダクツはかつて博報堂内にあった写真部が由来です。その後、写真部が独立をして博報堂フォトクリエイティブとなり、2005年に博報堂プロマーク・博報堂インセンティブプロモーションズなどの他の関連会社と統合したことで、現在の博報堂プロダクツとなりました。

創業年2005年
売上1020億円 (2020年3月期実績)
従業員数1862名 (2020年4月)
代表岸 直彦
オフィス本社/東京都江東区豊洲
赤坂オフィス/東京都港区赤坂
木場オフィス/東京都江東区木場
関西支社/大阪市北区中之島
九州支社/福岡市博多区下川端町
名古屋支社/名古屋市中区栄
公式HPホームページ:https://www.h-products.co.jp
リクルートページ:https://www.h-products.co.jp/recruit/
Facebook:https://www.facebook.com/hakuhodoproducts/

代表取締役社長について

次は博報堂プロダクツの代表取締役社長について確認していきましょう。

現在の代表取締役社長は岸 直彦さんです。
1983年に明治大学政治経済学部を卒業。博報堂入社。2015年より博報堂執行役員、2018年より博報堂プロダクツ代表取締役に就任しました。2020年より博報堂常務執行役員を兼務しています。

博報堂プロダクツの本部長・役員クラスからは親会社の博報堂からの出向者の割合も高いようです。

CM Pro 編集長 ことり
CM Pro 編集長 ことり

博報堂プロダクツに会社公式HPには社長メッセージも掲載されているので必ずチェックしよう!

企業理念について

次は博報堂プロダクツの企業理念についてチェックしていきましょう。企業理念には会社が大切にしている考え方や今後の経営方針、社風にまで影響するものなので自分なりの理解と解釈をしておきましょう。

博報堂プロダクツの企業理念では、創業者の多田亮三さんが大事にしていた「こしらえる」という言葉が重要です。この理念の通りに新しい価値・サービス・企画・技術など知恵を絞り、汗をかいて「こしらえる」ことを大事にしています。

CM Pro 編集長 ことり
CM Pro 編集長 ことり

博報堂プロダクツが大事にしている考え方!会社選びもしっかりこしらえましょう!

博報堂グループについて

博報堂グループは博報堂DYホールディングスの中枢企業である博報堂とその関連会社の総称です。

博報堂DYホールディングスは博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ・大広・読売広告社など415の子会社・関連会社で構成されているマーケティングサービス企業です。世界21か国に拠点を持ち、従業員数は合計24,775人。Ad Age Agency Report 2021によるとグローバル広告代理店ランキングで15位、日本国内で2位の巨大企業です。

その中でも博報堂グループは「生活者発想」「パートナー主義」の考えを大事にしている中枢企業でクリエイティブにも強みを持ち多くの評価の高い広告・ソリューションを提供しています。

博報堂との違い

博報堂と博報堂プロダクツではそれぞれの役割が異なります。よく言われているのは「博報堂は頭脳、博報堂プロダクツは実行部隊」ということです。

代理店である博報堂がクライアントと向き合い戦略・企画・メディアプランを立て、その実行部隊として博報堂プロダクツが制作を行うという違いがあります。親会社である博報堂のシェア・業務範疇を超えることは基本的にはありません。

博報堂プロダクツは、博報堂という名前はついていますが、あくまでも博報堂グループの制作会社であるという点は認識しておく必要があります。

広告代理店と広告制作会社の違いを徹底解説!

博報堂プロダクツの歴史

次は博報堂プロダクツの発足から現在に至るまでの歴史を理解していきましょう。これからの博報堂プロダクツと将来の自分について重ね合わせてみてくださいね。

2005年
株式会社博報堂プロダクツ設立

博報堂内にあった写真部が現在の博報堂プロダクツの始まりです。博報堂内の写真部が独立し「博報堂フォトクリエイティブ」となり、博報堂プロマーク・博報堂インセンティブプロモーションズなどの他の関連会社と統合し博報堂プロダクツが設立されました。

2007年〜2011年
国内支社を開設・本社移転

2007年に関西支社、2008年に本社移転と名古屋営業所、2009年に九州支社、2011年に名古屋支社を開設しました。

2014年
タイのバンコクにPRODUCTS(BANGKOK)CO.,LTD設立

博報堂プロダクツ初の海外グループ会社を設立。タイを中心にASEAN地域でのプロモーション企画・実施、デザイン製作、イベント関連の企画・実施、撮影・調査などのコーディネーション業務を行っています。

2016年
博報堂プロダクツデザインスタジオを設立

博報堂グループが担当するクライアントのグラフィック業務を24時間シフトで対応しています。博報堂プロダクツには他に約10社のグループ会社があります。

最新のトピックス

2021年〜2022年の直近1年間にあった博報堂プロダクツの注目の出来事をご紹介します!

・制作した作品が多くの賞を受賞
博報堂プロダクツが制作に携わった作品は高い評価を受けています。直近1年間ではJACEイベントアワードショートショートフィルムフェスティバル&アジア2022新聞広告賞などを受賞しています。

博報堂プロダクツ元社員の逮捕
2021年には博報堂プロダクツの元社員による金券を不正発注・詐取・横領が発覚。2022年に

CM Pro 編集長 ことり
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最新の情報は公式サイトのNEWSプレスリリースをチェックしましょう!

事業内容

博報堂プロダクツの事業内容を詳しく解説していきます!特に博報堂プロダクツは各事業部別で採用が行われるので志望する事業部や職種についてしっかりと調べておきましょう。

事業について

博報堂プロダクツは広告やプロモーションを事業領域として、12の事業本部が専門性を生かして制作を行なっています。今回は12の事業本部を1つずつチェックしていきましょう!

事業本部事業内容
フォトクリエイティブ事業本部博報堂写真部から続く歴史の長い部門。
日本の広告写真を常にリードしてきた。
デジタルと多様性の時代に対応する革新的なビジュアルで
「見たことない」を創造していくことを目指す。
映像クリエイティブ事業本部映像で企業の課題解決を行うプロフェッショナル。
CM・Web・SNS・VR・AR・イベント・
販促・ライブなどあらゆる映像表現に対応している。
REDHILL事業本部映像編集・CG制作・送稿を行うポストプロダクション。
最新機材・ソフトウェアなどの映像設備を備えている。
CMでは年間1000本以上の制作実績がある。
動画ビジネスデザイン室デジタルとクリエイティビティと動画を組み合わせ、
動画ビジネスの最大化を行う。
プランナー、コピーライター、ディレクター、モーションデザイナー、
3Dクリエイター、ビデオグラファー、エディター、プロデューサーが在籍。
企画制作事業本部コピーライター、デザイナー、Webディレクター、
Webプロデューサーなどが所属。次世代プロモーションを制作。
デジタルプロモーション事業本部デジタル領域とリアルなプロモーション実施領域をプランニングから
実施まで一貫して行う「デジタル・リンク・リアル」を提供する。
Web、シズテム、デジタルプロモーションにおける
プラニング、PR、SNSを担当。
カスタマーリレーション事業本部ダイレクトマーケティングを専門とする部門。
「プロモーションを科学する」をミッションに
顧客ベースのマーケティング戦略を企画実施している。
データビジネスデザイン事業本部データマーケティングの専門部門。
クライアントの課題解決のためデータをもとにマーケティング戦略・
クリエイティブを提案、企画、制作、実施まで行う。
イベント・
スペースプロモーション事業本部
空間デザイン・イベント企画・演出・実施・運営をワンストップで行う部門。
リアルなイベントだけでなくオンラインイベントにも注力している。
プレミアム事業本部グッズ・ノベルティーなどの幅広いオリジナル商品を
企画、開発、デザイン、製造、品質管理を行っている。
年間約3000万個の制作実績がある。
リテールプロモーション事業本部企業と生活者の接点のなかで店頭に特化した部門。
最新のデジタル技術を駆使して「もっと売れる売場」を
実現するソリューションを提供している。
プロモーション
プロデュース事業本部
営業職のプロモーションプロデューサーが所属。
クライアントの課題を、博報堂プロダクツの各事業本部の知見と
パフォーマンスを掛け合わせることで課題解決に導く。
横にスクロールしてください。
CM Pro 編集長 ことり
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博報堂プロダクツに入社を目指す方は志望する事業本部をしっかりと決めておきましょう!

強み・弱みについて

次は博報堂プロダクツの強み・弱みについて調査しました!日本最大級の広告制作会社博報堂プロダクツの強みと弱みを見極めて会社選びの参考にしてくださいね。

日本最大の広告制作会社!12の事業本部の専門性を武器にさらなる高みへ!

激務は覚悟が必要。博報堂プロダクツとしての戦略が必要に。

ここからは強みと弱みを1つずつ解説していきます。

博報堂プロダクツの強み

博報堂プロダクツの強みを調査しました!ぜひ参考にしてくださいね。

日本最大の広告制作会社!12の事業本部の専門性を武器にさらなる高みへ!

専門性の高い12の事業本部を持つ日本最大の広告制作会社であるという点です。12の事業本部が連携することでクライアントの課題・ニーズに対して総合的な提案を行うことができます。

それぞれの事業本部も日本の広告会を牽引してきたプロフェッショナル集団で高いクオリティーを実現しています。今後はアジアトップを目指し更なる事業拡大を目指している点も魅力です。

また、広告代理店としてグローバルで11位・日本で2位の博報堂のグループ会社として安定した経営基盤で、多くの案件を受注できることも強みです。給与や待遇も業界の中で高い水準です。

博報堂プロダクツの弱み

日本最大の広告制作会社、博報堂プロダクツの弱みについて調べました!

激務は覚悟が必要。博報堂プロダクツとしての戦略が必要に。

博報堂プロダクツは高いクオリティーの有名な広告を数多く制作している一方で、高いクオリティーにこだわるために深夜や徹夜で仕事が続いてしまうこともあります。入社を検討するときはプライベートを当分は諦める覚悟をしましょう。

また、博報堂グループ会社として親会社である博報堂のシェア・業務範疇を超えることはない点も弱みの1つです。他の大手制作会社が代理店依存ビジネスの脱却を図り、受注先の拡大やクライアント直接取引の比率を増加させる中で、博報堂グループの制作会社として未来を見据えた独自の戦略が必要になるでしょう。

CM Pro 編集長 ことり
CM Pro 編集長 ことり

会社のことをもっと調べて自分なりの強みや弱みも考えてみてね!

博報堂プロダクツのこれから

博報堂プロダクツのこれからの将来性について徹底分析しました。これからも日本最大の広告制作会社として、また博報堂グループとして成長を続けるでしょう!

博報堂プロダクツの成長性

今後はデータマーケティング・デジタル分野、海外事業のネットワーク拡大などに注力し、12の事業本部の総合力でアジアトップを目指しています。時代の流れにも柔軟に対応し、企業買収、新規事業開拓にも積極的に取り組んでいるため今後も成長を続けるでしょう。

しかし、博報堂プロダクツとして独自の戦略を立て、親会社の博報堂依存のビジネスから脱却をしていかなければ成長は頭打ちの状態となってしまうのではないでしょうか。

博報堂プロダクツの競争力

博報堂グループの総合事業制作会社として伝統と高い専門性を持ち競争力は高いと言えるでしょう。12の事業本部を持ち様々なクリエイティブを一貫して提供できる会社は唯一無二の存在です。今後、競争力をより高めていくためには博報堂プロダクツ独自の戦略を立て実行していくことが重要になるのではないでしょうか。

CM Pro 編集長 ことり
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自分の将来と重ね合わせて考えてみるのがオススメ!

評判について

博報堂プロダクツの評判やクチコミについて現役の社員の方にお伺いしました!気になる年収や労働時間、やりがいについて聞いてきたのでぜひ参考にしてくださいね!

博報堂プロダクツの社風

風通しが良く若手の多い活気のある社風です。社員同士のチームワークも高く課題に対しては気軽に相談し、協力して乗り越えていくという環境です。会社全体で生涯現役を目指し、プロフェッショナルとして常に時代の最先端を追い求める上昇志向がある社員の方が多いです。

博報堂プロダクツの年収

博報堂プロダクツの年収は平均700万円です。年収における賞与の比重が高いことが特徴で個人の評価が給与にも反映されます。映像業界全体と比較しても高い給与水準です。年に一度の賞与を心待ちにしているという方がとても多いです。

博報堂プロダクツが激務?

結論、博報堂プロダクツは激務です。定時や土日という概念は無くなります。深夜までの残業や徹夜勤務は覚悟をしておきましょう。

ただし博報堂プロダクツでも積極的に働き方改革が行われていて少しずつ働きやすい会社になっていますよ。

博報堂プロダクツの評判

博報堂プロダクツで実際に働かれている方に評判をお聞きしました!社員のリアルな評判なので会社選びの参考にしましょう!

入社5年目
入社5年目

有名な広告に必ず携われる!労働時間は長時間になりがちですが、実際に広告が世に出た瞬間には報われたような達成感を感じることができます。

入社3年目
入社3年目

優秀な社員が多く高いクオリティーを追求していて必ず成長できる会社です。確実に評価もされるのでキャリアに不安はありません。

入社2年目
入社2年目

会社全体として若手を育てていこうという風土があり面倒見の良い先輩に恵まれています。給与面にも不安はありません。

博報堂プロダクツで働くには?

博報堂プロダクツについて徹底的に企業研究を行いました!ますます博報堂プロダクツで働きたくなったという方も多いのではないでしょうか?ここからは博報堂プロダクツで働くためのポイントをまとめていきます!

博報堂プロダクツでキャリアアップ!

こちらの記事では博報堂プロダクツの転職について徹底解説をしました!転職に役立つ情報がまとまっているので必ずチェックしてくださいね!

博報堂プロダクツへ転職するには?中途採用情報・転職難易度・評判・面接書類選考などを徹底解説!
CM Pro 編集長 ことり
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博報堂プロダクツの新卒採用

博報堂プロダクツでは12の事業本部ごとに職種別採用を行なっています。職種ごとにキャリアは変わってくるので説明会・インターン・OB訪問を通してリサーチをしていきましょう。

博報堂プロダクツの新卒採用・就活情報についてはこちらの記事も参考にしてくださいね!

博報堂プロダクツの選考を徹底解説!新卒採用・就活情報まとめ【選考フロー・ES・面接】