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東北新社は広告映像制作業界トップクラスの実績を持つ制作会社です。1961年に映画の日本語版吹替事業からスタートして事業を拡大、現在は広告制作・放送・映画・テレビ・流通・教育と業界で最も多くの事業を行う大手制作会社となっています。
この記事では、これから映像業界を目指す就活生や転職活動をされている方に向けて、東北新社の特徴・理念・事業領域・ヤバいという噂などを徹底的に企業研究を行います!
・BeCreator
1,000名超のクリエイター・マーケターが在籍する会社が立ち上げた転職エージェント、自社でもクリエイティブ制作を行う会社が運営しているため専門性の高いサポートが可能です。一人ひとりのキャリアや志向にあわせた提案を行います。
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大手人材会社のマイナビが提供するクリエイター向けエージェント、業界トップクラスの保有求人数と高い専門性で映像業界への転職サポートを受けることができます。
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会社基本情報
まずは必ず抑えておくべき東北新社の基本的な情報を解説します。就職や転職を目指す方は会社規模や企業理念、代表プロフィール、会社の歴史をチェックしましょう!
東北新社は1961年に創業した老舗映像制作会社で、売上は約600億円で、大手映像制作会社のうちの1社となっています。
創業年 | 1961年 |
売上 | 598億8600万 (2020年3月) |
従業員数 | 890人 (2020年3月) |
代表 | 小坂恵一 |
オフィス | 東京都港区赤坂4丁目8番10号 (拠点ごとにオフィスあり) |
公式HP | ホームページ:https://www.tfc.co.jp リクルートページ:https://www.tfc.co.jp/recruit/ |
東北新社の最終面接では毎年社長も参加するので、プロフィールを必ず確認しておきましょう!
東北新社の代表取締役社長は小坂恵一さんです。1977年に東北新社へ入社、2001年取締役に就任、2018年に常務取締役などを歴任。2015年以降は東北新社の関連企業の社長に就任しました。2022年に東北新社の社長に就任しました。
東北新社といえば中島信也さんを想像される方も多いのではないでしょうか。日本のCMディレクターとしてトップを走り続ける中島信也さんは2022年まで東北新社の社長を務めていました。
1959年福岡生まれ大阪育ち。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業後に東北新社に新卒入社。CMディレクターとしてデビューしました。
日清食品カップヌードル「hungry ? シリーズ」のCMでは、日本人として初のカンヌ国際広告祭グランプリを受賞する等、数々の実績をお持ちの日本を代表する映像監督の1人です。
広告業界では誰もが知るCMディレクターでインタビュー記事や動画も多く公開されているのでぜひチェックしてみてくださいね
東北新社には「わたしたちの精神」として2つの企業理念があります。
1つ目は「PCTS 〜挑戦し続けるために」です。東北新社の全社員が共有する行動規範に近い理念です。
変化し続ける世界に対して、常に挑戦し続けることで変化に対応していくという思いが込められています。それぞれの単語について自分の経験と重ね合わせて理念への共感を深めましょう。
2つ目は「クリエイティブ・エンジニアリング」です。東北新社が世の中に新しい価値を生み出すために必要だと考えるチームの目標・ビジョンです。
アイデアと智恵、知識と感性を集結させ、一人一人のクリエイティビティを結集したチームで、プロデュース力とマネジメント力でアイデアを実現することを目指しています。
2つの企業理念を自分なりに理解して、キャリアプランと重ね合わせて考えよう!
広告制作で業界トップ企業の東北新社。その歴史を学んで会社と自分の未来を重ね合わせて考えてみましょう!
1961年に東京都港区に設立されました。当時はテレビ・映画の日本語版吹替事業、テレビ局への外国ドラマ・映画の配給事業を行っていました。
1963年にはテレビドラマ「女の武器」を皮切りに「無法松の一生」「戦国群盗伝」などの制作を行います。
1964年には株式会社新日本映画社を傘下に加え、CM制作を始めます。
1970年代にはポスト・プロダクション業界に参入、スーパーマーケットを買収、ニューヨークオフィスを開設し海外進出を行います。
1970年代後半には、ハリウッド映画の配給、日米合同映画の制作に参加しました。
二番工房、日本天然色映画株式会社を買収しCM制作事業を拡大、東北新社ではCG制作、セールスプロモーション事業を開始します。
1986年には株式会社スター・チャンネルを設立して放送事業に進出、1989年にはスーパーチャンネルを開局します。
1992年に電通とともにデジタルポストプロダクションの株式会社デジタルエッグを設立。
1995年には映像学校 映像テクノアカデミアを開講し教育事業へ参入しました。
2001年にはヒストリーチャンネルを開局します。また、徳間書店・日本テレビと「千と千尋の神隠し」を共同制作しました。
2002年にはジャスダック市場に上場し、赤坂に東北新社本社ビルが完成します。
2005年にはザ・シネマを開局、2009年には株式会社囲碁・将棋チャンネルを傘下に加えます。
スーパーマーケット、声優プロダクション、酒造など事業を拡大、進出。
2018年にはスターチャンネル4K、ザ・シネマ4Kを開局しました。
総務省官僚違法接待、放送法違反問題により社長が引責辞任し、中島真也さんが社長就任しました。ザ・シネマ4Kの認定取り消しの処分を受けました。
業界では老舗の1つ!常に業界をリードしてきた大手CM制作会社です!
2021年〜2022年の直近1年間にあった東北新社の注目の出来事をご紹介します!
・グループ会社のオムニバス・ジャパンが新宿駅東口の「3D巨大猫」を企画制作
2021年に話題になった新宿駅東口の3D巨大猫は東北新社グループが制作!企業理念のとおりの時代の変化合わせた挑戦を続けています。
・文化庁メディア芸術祭にて「新宿東口の猫」「viewers:1」が受賞
他にも世界中の広告賞を数多く受賞しました。
・映像制作現場の温室効果ガス削減、プロセス効率化の実現に向けたメタバース プロダクションを開始
映像制作の環境負荷低減、SDGsの実現を目指した新プロジェクトを開始しました。
東北新社の最新の情報は公式HPをチェックしよう!
事業内容
東北新社の事業内容について詳しく解説をしていきます。東北新社では職種別で採用が行われているので、志望する事業部や職種のイメージを付けておきましょう。
東北新社は広告制作会社の中で最も事業領域が広い会社です。
例えば、CMやテレビ番組制作等の映像に関する事業から、テレビ局としての放送事業、キャラクターIP等のライセンスビジネス、スーパーマーケットの物流事業などがあります。
グループ会社も多くあるので東北新社に入社すれば様々な経験ができますよ。
CM制作、プロモーション、映画制作、テレビ番組制作、音響制作、字幕制作、放送、配信、コミュニティビジネス、キャラクターライセンス、デジタルプロダクション、物販、酒造、教育、声優マネジメント、翻訳家マネジメントなど
東北新社は映像を軸にしながら様々な事業を展開しています。各分野のプロフェッショナルが所属をしていて様々な仕事とチャンスのある会社です。
ここからは東北新社の仕事のごく一部をご紹介します!
CM制作 | 社内にはProduction 1、2、3、4という4部署があり、 それぞれの得意分野や個性を活かした映像を制作 |
OND° | プランナー、ディレクター、エディター、カメラマン等の クリエイターが所属するチーム |
テレビ番組制作 | ドキュメンタリーやドラマ、バラエティー等、 様々なジャンルのテレビ番組を制作 |
映画制作 | 映画会社と協力をしながら クオリティの高い劇場映画を制作 |
プロモーション制作 | クライアントの課題を解決するために CM、Web、イベント等の施策を提案して制作する |
コンテンツビジネス | キャラクターや著名人のライセンスビジネスを行う コンテンツの価値向上を目指す仕事 |
音響・字幕制作 | 1960年の創業から続く東北新社の原点の仕事 映画・ドラマ・アニメ・ゲーム等の音響字幕を制作 |
メディアビジネス | 東北新社の放送・配信事業のノウハウを活用して メディアの新しい価値を生み出す仕事 |
ファンコミュニティ制作 | 配信、イベント、Web、グッズなど魅力的なコンテンツで ファンコミュニティを盛り上げる仕事 |
エンジニア | 東北新社の放送事業を支えるエンジニア 映像とテクノロジーを掛け合わせて未来を作る |
バックオフィス | 東北新社の成長を裏から支えるのがバックオフィス部門 人事、総務、経理、IT等の各分野のプロフェッショナルが揃う |
東北新社の各チームが運営しているSNSも要チェック!
Production2 Facebook:https://www.facebook.com/TOHOKUSHINSHA.Production2
Production3 Facebook:https://www.facebook.com/TFC.Production3
東北新社のこれから
ここからは東北新社の将来について考えてみましょう!会社と自分の将来を重ね合わせて
主力の広告・テレビ・映画業界は転換期を迎え、新たな成長は見込めない部分もあります。
しかし、東北新社ではプロモーション制作やWebコンテンツなど時代に合わせた事業展開を行い、成長を続けているため今後も成長していくでしょう。
経営は安定しており、新規事業にも積極的に投資を行なっていることも強みの1つです。
ひろゆきさんは東北新社を伸びると予想しています。ぜひ動画をチェックしてみましょう。
総合映像プロダクションとして必要な機能を全てグループ内に持ち、業界でトップクラスの信頼と実績がある東北新社の競争力は高いでしょう。
新規事業にも積極的に投資を行なっているため、今後も時代を先読みした経営で競争力を高めていくと予想しています。
接待問題等の不祥事もありましたが、経営体制を一新してよりクリエイティビティ溢れる会社になって成長が期待できます!
強み・弱みについて
次は東北新社の評判やクチコミから現状の強みと弱みについて分析していきます。
会社の現状を認識して、自分の力をどのように活かしていけるのか考えておきましょう!
2022年5月現在、CM Pro編集部で東北新社を分析した結果、強みと弱みは大きくこちらの2点です。
ここからは強みと弱みを1つずつ解説していきます。
日本トップクラスの映像制作会社として、映像制作に必要なあらゆる機能をグループ内で行うことができ、グループ全体で高いクオリティーを実現、数多くの賞を受賞してきた信頼と実績が一番の強みです。
また、広告制作だけでなく幅広い事業を手がけていることが最大の強みです。多くの広告制作会社が新たなビジネスモデルの開拓に注力している中で東北新社はリードしている存在です。
社風は温厚で仲が良く、独立した社員との関係も深く、様々なコネクションを作れる会社です。
広告業界・テレビ業界・映画業界など主力事業は転換期を迎えています。事業領域を広げてはいますが、デジタルやWeb広告の台頭に対応しきれていない状況です。
株価も過去10年以上低迷を続け、ピーク時の750億円の売上は600億円に減少、2019年には赤字決算にもなっています。
中島信也さんが社長に就任するまで、同族経営の企業で引責辞任した社長は顧問として経営層に残っています。トップダウンの体制なことも弱みになるでしょう。
総務省官僚違法接待、放送法違反問題によるマイナスイメージがあり、世間からの評判は悪い状態が続くことが予想されます。
会社のことをもっと調べて自分なりの強みや弱みも考えてみてね!
東北新社の働き方データ
映像制作会社にはブラック、残業が多い等のイメージも多いと思います。そこで今回は東北新社の働き方について調べてまとめました。入社後の働き方を考えてみましょう!
常に挑戦的で、若手にもチャンスを与える社風です。幅広い事業を手がけているので他社ではできない仕事もあります。社員は真面目で、暖かい方が多いと評判です
東北新社Production3のFacebookではプレジデントと呼ばれる部門のトップが「プレジの部屋」として情報発信をしています。
プレジデントの考えが日記のように書かれていて挑戦的で良い社風を感じ取れる内容となっています。こちらもぜひチェックしてみましょう。
東北新社で検索をすると「やばい」「ブラック」というキーワードが出てきて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。映像制作会社で一般的な会社員とは違う働き方ですが、様々な働きやすい職場作りのため福利厚生の充実などの取組みが行われていますよ。
まず長時間労働の是正や女性活躍支援を行うプロジェクトチームが発足、次に柔軟かつ効率的な働き方を可能にする新しい勤務制度を導入予定、次にフレックスタイム制導入、有給休暇の奨励金支給などが行われています。
他にも業界全体に共通する課題をまとめた記事も参考にしてくださいね。
映像制作業界が抱える働き方改革と長時間労働の課題を徹底解説!各社の取り組み事例を紹介東北新社の平均勤続年数は男性14.4年、女性10.6年です。平均勤続年数の目安は15年と言われているのでだいたい平均的な年数です。(厚生労働省 女性の活躍推進企業データベースより引用)
育児休暇取得率は男性45%、女性100%です。2020年度に日本全体で育児休業を取得した男性は全体の12.65%だったのでかなり高い比率になっています。
東北新社で働くには?
東北新社は最も早い選考は3年生の12月から行われます。4年の夏まで何回か選考が行われますが、志望度の高い方は早めに選考を受けることをおすすめします。選考時期によって採用職種が違うこともあるので注意が必要です。
実際の新卒採用のESや面接の情報はこちらの記事を参考にしてくださいね。
東北新社のES・面接を徹底解説!新卒採用・就活情報まとめ【倍率・学歴フィルター・難易度】映像業界への転職を目指す全員にオススメしたい転職エージェントがdoda・マイナビクリエイターといった業界最大手エージェントです。映像業界の大手企業も多く掲載されています。
さらに広告業界に特化しているマスメディアン・BeCreatorを併用することで、より業界全体を網羅した転職や選考対策ができますよ。
オススメの転職エージェント
・BeCreator
1,000名超のクリエイター・マーケターが在籍する会社が立ち上げた転職エージェント、自社でもクリエイティブ制作を行う会社が運営しているため専門性の高いサポートが可能です。一人ひとりのキャリアや志向にあわせた提案を行います。
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大手人材会社のマイナビが提供するクリエイター向けエージェント、業界トップクラスの保有求人数と高い専門性で映像業界への転職サポートを受けることができます。
・マスメディアン
広告業界で人材育成などを行い60年以上の歴史がある宣伝会議グループの人脈や情報ネットワークを駆使して転職をサポート、業界の専門的な知識を持っていて未経験の方でも安心して利用できます。
・doda
パーソルキャリアが提供する大手総合型転職エージェント。求人数が圧倒的に多いことが特徴。転職活動の全てを専門スタッフがきめ細かいフォローをしてくれますよ。