映像制作会社へ転職する方法を徹底解説!

ポストプロダクションを徹底解説!ポスプロの仕事内容・大手ポスプロをまとめ一覧で紹介!

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広告映像業界で映像の仕上げ作業のことを「ポストプロダクション」、通称「ポスプロ」と言います。またこのような作業を行う会社のことも「ポストプロダクション」と呼びます。

そこで今回はポストプロダクションの仕事内容や会社、入社後のやりがいやキャリアについて解説をしていきます。その他にもポスプロの会社やスタジオを探しているという人も参考にしてくださいね。CM制作全体の流れはこちらの記事もぜひチェックしてくださいね!

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ポストプロダクションとは?

ポストプロダクションとは、映像制作の際に撮影や収録が終わった映像素材を編集し、最終的な映像を仕上げる過程を指します。映像制作工程の最後の仕上げ作業を行うスタジオや会社を総称して呼ばれることも多いです。広告業界のCMだけでなく、テレビ番組や映画などあらゆる映像制作に関わります。

ポスプロの仕事内容

ポストプロダクションではCM・Webムービー・映画・ドラマなど映像の撮影後の仕上げ作業を行っています。主に映像編集と音編集を行う2つの担当に分かれ、映像編集・CG・音声・テロップなど幅広くそれぞれのプロフェッショナルが多く在籍しています。ポストプロダクションで行われる作業について一例をご紹介します!

・映像編集
・CG
・VFX
・テロップ
・カラーコレクション
・MA(音声処理作業)

・アフレコ
・書き出し作業 など

このように撮影された素材を編集したり、加工したりすることで、世の中に映像を送り出すための、最後の工程を担っています。その他にもビデオグラファーなど撮影に関する職種があることもあります。

映像制作プロダクションとの違い

AOI Pro・TYO・東北新社などの広告制作会社はプロデューサー・PMが最も多く所属していて制作全体を統括しまとめる立場です。実際の監督、撮影、照明、音声などは適切なスタッフを選定し社外からアサインすることが多く行われています。撮影後の作業も同様で適切なポストプロダクションが選定されスタッフがアサインされます。

もしも、映像制作の中で編集に携わりたい!など実際に手を動かす職種を考えている方はポストプロダクションの方が想像に近いかもしれません。制作会社の中には社内にポストプロダクションの部門があったり、ポストプロダクション業務を行うグループ会社があることも多いです。

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ポストプロダクションで働くには?

ポストプロダクションで働く方法をご紹介します!積極的に採用が行われているため、中途採用を考えている方は転職エージェントなどを活用して、企業選び・書類・面接などサポートを受けながら賢く転職活動を始めましょう!

オススメ転職エージェント

BeCreator
1,000名超のクリエイター・マーケターが在籍する会社が立ち上げた転職エージェント、自社でもクリエイティブ制作を行う会社が運営しているため専門性の高いサポートが可能です。一人ひとりのキャリアや志向にあわせた提案を行います。

マイナビクリエイター
大手人材会社のマイナビが提供するクリエイター向けエージェント、業界トップクラスの保有求人数と高い専門性で映像業界への転職サポートを受けることができます。

マスメディアン
広告業界で人材育成などを行い60年以上の歴史がある宣伝会議グループの人脈や情報ネットワークを駆使して転職をサポート、業界の専門的な知識を持っていて未経験の方でも安心して利用できます。

doda
パーソルキャリアが提供する大手総合型転職エージェント。求人数が圧倒的に多いことが特徴。転職活動の全てを専門スタッフがきめ細かいフォローをしてくれますよ。

ポスプロでのキャリア

入社後は研修期間に基本的なビジネスマナーなどを学び、その後は現場で実践を伴う実習を行い、先輩のアシスタントとして業務を行い、数年でメインで業務を行えるように成長していきます。

一方でキャリアを踏んでステップアップをしていくという職種ではないため、常に技術を伸ばしスキルアップをしていくことが重要になります。ポスプロで正しい映像の知識を学び、百戦錬磨の先輩から知見を吸収して一人前のクリエイターになれば、独立してフリーになるという道もあります。

ポスプロは未経験でも入社できる?

映像経験の有無は基本的には関係ありません。一般大学、体育大学、音大の方なども多く活躍されています。入社後は専門学校、美大、映像系大学卒業の方でも業務を通して新しい知識を得ることばかりです。

1人で黙々と作業するイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、クライアント・代理店・制作会社などが作業に立ち会ったりすることも多く、コミュニケーション力や専門技術を説明できる知識も必要な仕事です。自分の得意分野を伸ばし、個性・感性・やる気・忍耐力・熱意を磨いて選考に臨みましょう。

ポスプロは激務?ブラック?

大手の会社ではシフト制で勤務が行われています。時間管理がされ徹夜続きで何日も帰れないということは減ってきているようです。しかし、納期が近い時・繁忙期は長時間労働になりがちでプライベートも確保しづらいようです。

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ポスプロのやりがい

関わった作品が多くの人々に届くこと業務を通して自分自身の成長を実感できた瞬間指名されるようになった時などをやりがいとしている方が多いようです。

デジタル映像制作Webマガジン PRONEWSの特集「映像人ファイル2021」にポストプロダクションで活躍されている方のインタビューが掲載されています!こちらなど参考にしてポスプロで働くことについて想像してみましょう!

株式会社ミクシィ 越智純平さんのインタビュー記事です。CMのポストプロダクションからキャリアをスタートされ、その後転職をされた方です。ポスプロ入社後の今後のキャリアについて考える参考にしてくださいね。

ポストプロダクションの会社まとめ一覧

ポストプロダクションを行う会社についてご紹介します。撮影後の素材が持ち込まれ、急ピッチで作業が必要な場合などに備えて、24時間営業で対応をしているスタジオも多くあります。

大手から中小企業まで様々な会社があります。また一部の業務に特化している企業もあるなど種類も様々です。今回は一般社団法人 日本ポストプロダクション協会の会員リストから大手企業を抜粋してご紹介します。

・IMAGICA Lab

・オムニバスジャパン
・音響ハウス

・キャプラ

・ソニーPCL

・デジタルエッグ

・博報堂プロダクツ RED HILL

・パナソニック映像

・ピラミッドフィルム PTHREE

・レイ

・レスパスビジョン

・STUD

・TREE Digital Studio

・jitto など