STORIESは博報堂DYホールディングス・SEGAの共同出資によって設立された制作会社・クリエイティブブティックです。 現在は博報堂DYメディアパートナーズ傘下で東京・ロサンゼルスを拠点にしています。
これまでのCM・映像制作の枠を超え、国内外の映画クリエイターとともに「映像ストーリー」の力でブランド、マーケティングの課題解決をプロデュースし、1度見たら忘れられない感動を生み出しています。
今回はSTORIESについて徹底解説していきます!
ホームページ:https://www.stories-llc.com/ja/
wantedly:https://www.wantedly.com/companies/stories-llc
Facebook:https://www.facebook.com/STORIESLLC/
CEO 鈴木智也さん
博報堂に入社後、企業のマーケティング活動・テレビCM制作などを担当。その後、USC南カリフォルニア大学 映画大学院プロデューサー学科に留学し、2011年に博報堂DYホールディングス、SEGAなどの出資を受けてSTORIESを設立。
鈴木智也さんの著書「ブランデッドエンターテイメント お金を払ってでも見たい広告」はこれから広告業界を目指す方にはぜひ読んでいただきたい一冊です!カンヌの審査員たちが世界中の事例をもとに広告の未来について綴られています。
月額980円で電子書籍が読み放題のAmazon Kindle unlimitedでも読むことができます!宣伝会議 ブレーンなどの広告業界志望必見の書籍も読み放題の対象なのでオススメです!
「世界で最も優れたクリエイティブ・プロデューサー集団になる」
ストーリーの力で人の心を動かすことでクライアントの課題を解決し、日本のクリエイティブを世界に届けたいという思いで、STORIESは世界で最も優れたクリエイティブ・プロデューサーを目指しています。
創業年 | 2011年 |
売上 | 非公開 |
従業員数 | 約20名 |
代表 | 鈴木智也 |
オフィス | 東京本社・東京都港区赤坂2-14-27 国際新赤坂ビル東館16F ロサンゼルスオフィス・300 Corporate Pointe Suite #330 Culver City, CA 90230 USA |
博報堂DYホールディングスは博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ・大広・読売広告社など415の子会社・関連会社で構成されているマーケティングサービス企業です。世界21か国に拠点を持ち、従業員数は合計24,775人。Ad Age Agency Report 2021によるとグローバル広告代理店ランキングで15位、日本国内で2位の巨大企業です。
STORIESはその中枢企業である博報堂DYメディアパートナーズの傘下企業です。
40名の監督・脚本家などのクリエイターマネジメント、そのクリエイターとともにクリエイティブ制作・プロデュース、オリジナルコンテンツ制作の3つの事業を行なっています。
STORIESの最大の特徴は制作会社としての側面を持ちながら、クリエイティブブティックとして企画段階から携われることです。他の制作会社も代理店依存のビジネスモデルからの脱却しようとする中でSTORIESは一歩リードしている状態だと感じます。
また、東京・ロサンゼルスに拠点を持ちグローバルな案件を多く手がけ、世界中の映画クリエイターなどとクリエイティブ制作を行なっています。
最大の強みはブランテッドエンターテイメントです。ブランテッドエンターテイメントとは、クライアントと直接取引を行い、ストーリーの力で人の心を動かす・共感を呼ぶコンテンツやエンターテイメントをプロデュースすることでブランドやマーケティングの課題解決を行うことです。また、広告を起点に映画・ドラマ・小説などのエンターテイメントへ発展させていくこともあります。
企画から携わり、ストーリーの力で課題解決を行うという従来の制作会社よりもクライアント側に踏み込んだ制作を行なっています。
また、どこの制作会社よりも広告の未来を考え、行動していることも強みだと考えています。CEOの鈴木智也さんのインタビューからも広告の未来を創造するという強い思いを感じます。
ネットフリックス、アマゾン、Huluそして今後始まる、ディズニーやアップルのサブスクリプションモデルで週何時間~何十時間も視聴する一定のオーディエンスは、その間一切、広告に接触しないのです。オーディエンスはコンテンツ視聴中に広告を見せられる、止められるというユーザー体験に不満があるから、こうしたサブスクリプションモデルで時間を使うのです。
だからこそエンターテイメントの文脈やプラットフォームに掛け算してブランドのメッセージを伝えていく、ブランデッド・エンターテイメントが広告の未来の一つの形として重要になると信じています。
生活者が広告を見せられる・広告に邪魔されるという体験に不満があるからこそ、サブスクなどで広告のない好きなコンテンツだけを見れる時間を買っているという現状に危機感を持ち、広告を見たいと思われるような魅力的なエンターテイメントにしていくことが重要になると考えています。このように現状の広告について危機感を持ち、広告の未来を考え、いち早く行動していることが強みです。
また、日本・ロサンゼルスにオフィスを持ち、世界中のクリエイターとともにグローバルな制作を実現していることも強みです。
2011年から急成長を続け、今後は更なる事業拡大が見込めることも強みでしょう。博報堂DYホールディングスという安定した基盤を持ちながらベンチャー気質で広告の未来に向けて挑戦できる環境は魅力的です。
2011年の設立から歴史が浅く成長過程であることから制度面で発展途上であることを理解しておく必要があるでしょう。自分が会社を成長させ、文化を作っていくという覚悟を持つようにしましょう。
世界中のクリエイターと連携しながら高いクオリティーを実現することで、ブランデッド・エンターテイメントの制作を中心に成長を続けると考えます。
採用ページには2020年からの3年間でさらなる成長を目指すという目標が掲げられています。
2020年、今から3年先には、当社は世界で尊敬されるコンテンツ制作会社になっていたいという目標を持っています。
博報堂DYホールディングスの決算は新型コロナウイルス下で広告市況の悪化によって大幅に落ち込みました。その影響をSTORIESも受けていると考えます。
東京・ロサンゼルスに拠点を持ち、様々なバックグラウンドを持った社員の方が多く多様性を尊重する会社です。
現状の広告に危機感を持ち、未来を見据えて行動するなど挑戦的でアツい思いを持ち、高いクオリティーを追求する社風です。成長途中ということで経営層とも近い距離感で働くことができるのも魅力的です。
他の広告制作会社と同じようにPM・プロデューサーなどでの採用が多いです。それぞれの職種について理解しておきましょう!
Wantedlyで長期インターンの募集がされることがあります。興味にある方はチェックするようにしましょう!

制作事例として有名なのはスバルの「Yout story with 」シリーズです。スバルの感動CMとして見たことのある方も多いのではないでしょうか。STORIESが企画から携わり、CM・ドラマ化・小説化を行いました。広告からエンターテイメントに発展させ、見たいと思われる広告を実現した作品です。