映像制作会社へ転職する方法を徹底解説!

【2024年】AOI Pro.(アオイプロ)を徹底企業研究!【事業・激務・理念・強み・就活・選考情報】

CM PROの記事内にはプロモーションや広告が含まれている場合があります。問題のある表現にお気づきの際はお問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。【景品表示法に基づく表記】

AOI Pro.はクライアント550社以上年間1000本以上の映像制作を行い、CMヒットメーカーランキングでは6年連続1位の日本トップの制作会社です。

最近ではCM以外のMV・映画・Webコンテンツの制作にも注力しています。auの三太郎シリーズ、大塚製薬のカロリーメイト、万引き家族、乃木坂46のMVなどを手掛けています。

一方で激務・ブラックという情報も多く不安を感じている人も多いのではないでしょうか?この記事では、これから映像業界を目指す就活中の学生や転職活動をされている方に向けて、アオイプロの特徴・理念・事業などを徹底的に解説します!

会社基本情報

まずはAOI Pro.の基本的な情報について詳しく解説をしていきます。アオイプロへ就職や転職を目指している人は、会社規模や企業理念、代表プロフィール、会社の歴史をチェックしましょう!

会社プロフィール

アオイプロは1963年に葵プロモーションとして創業、2012年に現在の社名のAOI Pro.となりました。

2017年にAOI Pro.とTYOの経営統合により発足したAOI TYO Holdingsの中枢企業で、ホールディングス全体で売上高は約500億円で大手映像制作会社のうちの1社です。映像業界で日本最大手・アジアトップレベルの企業の1つとなっています。

2023年に会社設立60周年を迎え、映像制作会社としては業界トップクラス、さらに映像+αのコンテンツやサービスのプロデュースについても事業強化をしています。

創業年1963年
AOI TYO Holdings 売上510億8754万4000円 (2020年12月)
AOI Pro.売上187億円 (2020年12月)
従業員数401人 (2020年12月)
代表潮田 一
オフィス東京都港区海岸3-18-12
公式HPホームページ:https://www.aoi-pro.com/jp/
リクルートページ:https://recruit.aoi-pro.com/

代表取締役社長について

次はAOI Pro.の代表取締役社長について確認していきましょう。

現在の代表取締役社長は潮田 一さんです。
AOI Proに新卒入社後、数多くのCMなどの映像作品のプロデュースを手掛けてきました。役員就任後は国内・海外事業を統括し、特にベトナム、マレーシアなどで大手映像制作会社のグループ化を実現し、2019年より代表取締役に就任しました。

代表メッセージやインタビューも公開されているのでチェックしましょう!

CM Pro 編集長 ことり
CM Pro 編集長 ことり

リクルートページには代表メッセージが公開されているのでチェックしましょう!

企業理念

次はAOI Pro.の企業理念を解説していきます。企業理念には会社が大切にしている考え方や今後の経営方針、社風にまで影響するものなので自分なりの理解と解釈をしておきましょう。

AOI Pro.の企業理念は「AOI MAGIC! 映像に、魔法を。」です。2021年7月に発表された新しい企業理念で映像の可能性を信じて突き進むAOI Pro.の強い想いが表現されています。

「映像が、この世界に魔法をかける瞬間をひとつでも多く創り出したい。」という想いから、日本国内だけでなく海外での事業展開を積極的に行うなど経営にも企業理念の想いは反映されています。

「映像が起こす人々の人生や社会を変えてしまうような奇跡は、一人ひとりの思い込みから始まったりする」とあるように、これから入社を目指す方も会社で成し遂げたい目標や野望を考えてみましょう!

CM Pro 編集長 ことり
CM Pro 編集長 ことり

素敵な企業理念なので必ず公式HPで全文チェックしよう!AOI MAGIC!を信じて突き進もう!

AOI TYO Holdingsについて

2017年にAOI Pro.とTYOの経営統合によって生まれた共同持株会社がAOI TYO Holdings株式会社です。広告映像やCM制作で日本トップ・アジアトップクラスの企業の1つです。

ホールディングス全体で広告代理店とともに制作を行うコンテンツプロデュース事業とクライアント直接取引でビジネスを行うコミュニケーショデザイン事業へ注力しています。

グループ会社には制作プロダクションのTYO・C3フィルム、広告代理店のxpd、ポストプロダクションのTREE Digital Studio、MV制作を得意とする祭など、映像に関する様々なソリューションを提供しています。

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会社の歴史

次はAOI Pro.の創業から現在までの歴史をおさらいします。映像業界で日本トップ企業になるまでの歴史を理解して、これからのAOI Pro.と自分のキャリアプランを重ね合わせて考えましょう。

1963年
株式会社葵プロモーション設立

1963年に東京都港区に設立されました。社名は葵という花が草花から祭りの飾りになり、徳川家の家紋となったように発展していくという思いが込められています。

1990年
高いクオリティーで多くの賞を受賞・ジャスダックに上場

創業時から高いクオリティーの映像制作を行い多くの賞を受賞、1990年にはジャスダックに上場を果たします。

1998年
海外進出・事業拡大・東京証券取引所市場第二部に上場

1991年にはロサンゼルス支店を開設し海外進出を行います。1992年に銀座オフィスを開設、1994年には株式会社メディア・ガーデンを設立、1997年にはCM撮影スタジオ建設、1998年には資本金を増資して東京証券取引所市場第二部に上場します。

2008年
順調に事業拡大・M&A加速・東京証券取引所市場第一部に上場

順調に事業を拡大していきます。1999年には田町オフィス、2007年に赤坂オフィスを開設、2000年には東京証券取引所市場第一部に上場します。2007年には制作会社の株式会社メイアン、2008年には株式会社シースリーフィルムを買収します。

2010年
映像以外の分野への参入と撤退

2010年には写真スタジオ、2011年にはゴルフ、出版分野などの映像以外の分野へ参入します。しかし、2014年頃に事業売却を行い撤退しています。

2013年
海外展開を本格化、アジアトップへの挑戦を始める

2013年にはタイや中国など海外展開を本格化、アジアトップへの挑戦を始めます。

2017年
TYOと経営統合し、AOI TYO Holdings傘下へ

2017年には当時業界2位のAOI Pro.と当時業界3位のTYOが経営統合を行い、日本・アジアでトップの広告制作会社になりました。経営統合の目的はさらなる競争力強化・適応力強化・経営の合理化・先進的なビジネスモデル構築となっています。

2018年
出資・制作を行なった映画「万引き家族」公開

AOI Pro.が出資・制作を行なった映画「万引き家族」が第71回カンヌ国際映画祭 最高賞など7つの賞を受賞しました。映画・書籍・テレビ番組などエンタテイメント分野にも注力をしています。

2021年
グループ再編

2021年にはAOI TYO Holdingsのグループ再編が行われ、AOI Pro.はグループ内のコンテンツプロデュース事業の中枢として、これまで以上に高いクオリティーを実現し、業界での存在感を高めていきます。

最新のトピックス

直近1年間にあったAOI Pro.の注目の出来事をご紹介します!

2023年12月オフィス移転
会社設60周年を機に新オフィスへ移転を行いました。新オフィスは東京都港区の芝浦ふ頭駅近くで、30年ぶりに全社が1箇所に集約されます。

撮影現場における環境保全の取り組みを本格始動「AOI SDGsページ」開設
映像制作現場で撮影時の無駄を減らし、資源の循環を生み出すための取り組みを始めています。アジアトップレベルの映像制作会社が、映像業界のSDGsにチャレンジを始めました。

カリフォルニア州・サンタモニカに合弁会社「Ampersand Inc.」を開設
世界一の映像市場を持つ北米でAOI Pro.のこれまでの実績や経験を活かして最適なソリューションを提供し、新しい映像価値の提供を目指しています。

・カジュアルコンテンツチーム発足
映像メディアの多様化に合わせ、様々な種類の映像制作するチームが発足。クライアントの課題の上流から下流までを一緒に解決していくチームです。これからの新しいメディアにも対応できる力を身につけて時代の流れに常に対応していくことを目指しています。

CM Pro 編集長 ことり
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事業内容

AOI Pro.の事業内容 を詳しく解説をします。新卒や転職では職種別の採用が行われているので志望する事業部や職種のイメージを付けておきましょう。

事業について

AOI Pro.はAOI TYO Holdingsのコンテンツプロデュース事業の中核を担い、年間1000本以上の制作を行なっています。テレビCMの制作が中心ですが、映画・ドラマ・MVなどエンターテイメント分野の制作にも注力しています。

AOI Pro.の事業

テレビCM、オンライン動画、サイネージ映像、プロモーション映像、動画、番組、ドラマ、ミュージックビデオ、ライブ、イベントの企画・演出・制作・キャスティング・プロダクションサービスを提供。

AOI Pro.の海外事業

AOI Pro.では海外事業も拡大を続けています。特にアジア地域では現地子会社を持ち事業を加速させています。さらにアジアだけでなく欧米含め現地企業へ出資を行なっており、「映像」を軸にグローバル事業の拡大を行っています。

AOI Pro.の組織体制

AOI Pro.の部門は大きく制作部・企画演出部・グローバルビジネス部・エンタテイメントコンテンツプロデュース部の4つです。それぞれの部門の中で担当クライアントや広告会社ごとにチームが組まれています。

他にも様々な事業ごとのブランド等もあるので、今回は有名なものをいくつかご紹介します。

ブランド名ブランドロゴ事業内容
制作部映像制作を中心に行う部署
PrやPMが所属していて制作第1部から7部まであり、
担当クライアントや代理店によって部署が分かれている
企画演出部映像に限らない様々な広告コンテンツの
企画・演出を手掛けるAOI Pro.の
ディレクター・プランナーが所属する部門
エンタテインメント
コンテンツプロデュース部
映画やテレビドラマなど映像コンテンツや
様々なエンタテインメントコンテンツをプロデュース
AOI Pro. GlobalAOI Pro.のグローバルビジネスを支える部門
海外や外国人スタッフとコミュニケーションを行う
入社にはTOEIC 900点以上が条件となっている
AOI Film Craft Lab.映像のプロを目指す人のための
映像クリエイター養成コミュニティ
CluB_AAOI Pro.出身のCMディレクターを中心に、
様々なクリエイターのマネジメントを行う
横にスクロールしてください。
CM Pro 編集長 ことり
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強み・弱みについて

次はAOI Pro.に関する評判やクチコミから現状の強みと弱みについて分析してまとめました。会社の現状課題を解決するために自分の力をどう活かしていけるのか考えましょう!

2024年現在でCM Pro編集部でAOI Pro.を分析した結果、強みと弱みは大きくこちらの2点です。

日本&アジアトップクラスの映像制作会社!エネルギッシュな社風で挑戦的な経営!

主力のCM市場は年2%ずつ縮小予想、ホールディングス全体で改革推進中

ここからは強みと弱みを1つずつ解説していきます。

AOI Pro.の強み

日本&アジアトップクラスの映像制作会社!エネルギッシュな社風で挑戦的な経営!

日本とアジアトップクラスの映像制作会社として、高いクオリティーの作品を制作し続けていることです。CM総研のCM好感度調査ではプロダクション部門・プロデューサー部門6年連続1位の圧倒的な強さがあります。

また、映画・ドラマなどのエンタテイメント分野にも注力し実績を伸ばしていることも強みの1つです。入社すれば必ず誰もが見たことのある有名な作品に携わることができるでしょう。

社長・役員などの経営層も比較的若く立場に関係なく挑戦できる社風も強みです。積極的に情報発信を行うブログを開設、映像を学べるAOI Film Craft Lab.を運営、最新技術をいち早く取り入れるなど時代に合わせて柔軟で挑戦的な経営が行われています。

AOI Pro.の弱み

主力のCM市場は年2%ずつ縮小予想、ホールディングス全体で改革推進中

ネット広告が急成長していてテレビCMが伸び悩む状況で、テレビCMを主力としている点は弱みです。親会社のAOI TYO Holdingsによると年2%ずつ市場縮小が予想されています。

一億総カメラマン時代と言われ、映像制作のハードルが下がった現代ではさらに競争が激しくなっていくことが予想できます。

また、広告代理店との協業ビジネスモデルにも限界が来ています。 今後さらに海外事業やエンタテイメントコンテンツ、AOI Film Craft Lab.などの拡大を通して新しい事業創出にも積極的に挑戦していくことが大切になるでしょう。

また、親会社のAOI TYO Holdingsが2021年にMBOによる上場廃止を行い、組織改革を行なっています。今後数年間はホールディングス全体では利益の出しづらい状況が続く可能性があります。

CM Pro 編集長 ことり
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会社のことをもっと調べて自分なりの強みや弱みも考えてみてね!

AOI Pro.のこれから

次はAOI Pro.の将来を考えてみましょう。成長性や競争力の実態について解説をしていきます。入社後に自分がどのように活躍できるのかという視点で考えみてくださいね。

AOI Pro.の成長性

テレビCMの成長は伸び悩んでいますが、Webコンテンツなどは成長を続けています。今後は電通・博報堂に加え、クライアント直接取引Google・Amazonなどのプラットフォーマーへの受注エンタテイメント分野にも注力するとしています。

親会社のAOI TYO Holdingsが2021年にMBOによる上場廃止を行い、今後数年間で大規模な組織改革を行うとしています。広告代理店との協業ビジネスモデルからの転換を加速させると思われます。

AOI Pro.の競争力

アジアトップという実績・業界内での信頼・国内外問わず多くの大手クライアントの制作を行なっていること・時代を見越した経営・AOI TYO Holdingsのスケールメリットから競争力は高いでしょう。

CM Pro 編集長 ことり
CM Pro 編集長 ことり

AOI Pro.と自分の将来を重ね合わせて考えてみよう!

AOI Pro.の働き方データ

映像制作会社にはブラック、残業が多い等の不安なイメージもあると思います。そこで今回はAOI Pro.の働き方について調べてまとめました。入社後の働き方を考えてみましょう!

AOI Pro.の社風

成長意識が高く挑戦的でエネルギッシュな社風です。経営層も比較的若く、若手のうちから挑戦できる環境が揃っています。広告制作ということでアツい思いを持ち、体力面、精神面でも自信を持っている方が多いようです。

平均勤続年数

AOI Pro.の平均勤続年数は男性8.3年、女性6.1年です。平均勤続年数の目安として15年と言われているので全体と比較すると短いと判断できます。しかし広告業界全体が勤続年数は短い傾向にあり、キャリアアップで会社を離れることも多いので注意が必要です。(厚生労働省 女性の活躍推進企業データベースより引用)

AOI Pro.では働きやすい環境を整えるためにも託児所利用費延長補助、育児短時間勤務制度などの取り組みも行っています。業界全体で抱えている課題をまとめた記事も参考にしてくださいね。

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AOI Pro.で働くには?

AOI Pro.の新卒採用

AOI Pro.では2月から始まる早期選考5月から始まる一般選考があります。2月から始まる早期選考で募集人数分の内定を出し、不足分を一般選考で採用するため、一般採用の採用はとても少ないです。志望度の高い方はいち早く情報を集めて早期選考に参加するようにしましょう!

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