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アマナ（amana）はビジュアル制作で国内最大手のシェアを持つ広告写真で特に有名な制作会社です。
写真・映像・Web・アプリ・VR・AR・MRなど最新技術に対応したトップクリエイターとプロデューサーがクライアントのパートナーとして最適なソリューションを提供しています。
素敵なオフィス・クリエイティビティ溢れる社風などから憧れている方も多いのではないでしょうか。一方で、経営危機・上場廃止・不正会計・債務超過などやばいという噂もあり不安を抱えている方も多いと思います。
そこで今回は、新卒や転職・中途採用でアマナ（amana）への就職を目指す方にむけて、理念・歴史・強み・弱みなどを徹底的に解説していきます！
・BeCreator
1,000名超のクリエイター・マーケターが在籍する会社が立ち上げた転職エージェント、自社でもクリエイティブ制作を行う会社が運営しているため専門性の高いサポートが可能です。一人ひとりのキャリアや志向にあわせた提案を行います。
・マイナビクリエイター
大手人材会社のマイナビが提供するクリエイター向けエージェント、業界トップクラスの保有求人数と高い専門性で映像業界への転職サポートを受けることができます。
・マスメディアン
広告業界で人材育成などを行い60年以上の歴史がある宣伝会議グループの人脈や情報ネットワークを駆使して転職をサポート、業界の専門的な知識を持っていて未経験の方でも安心して利用できます。
・doda
パーソルキャリアが提供する大手総合型転職エージェント。求人数が圧倒的に多いことが特徴。転職活動の全てを専門スタッフがきめ細かいフォローをしてくれますよ。
会社基本情報
転職や新卒でアマナへ入社を目指している方は、まずは会社の基本情報をチェックしましょう！企業理念や歴史、創業者や代表の考えを知り、会社の求める人物像を考えてから選考に挑むことがおすすめです。
アマナは1979年に創業したビジュアルコミュニケーションのプロデュースや制作を行う会社です。社員数は1041名で業界内ではかなり多く、売上は170億円と上位4位程度となっています。
| 創業年 | 1979年 |
| 売上 | 177億円 (2021年12月） |
| 従業員数 | 820名人 (2023年1月) |
| 代表 | 進藤 博信 |
| オフィス | 本社：東京都品川区東品川2-2-43 西日本支社：大阪府大阪市中央区瓦町4-3-7 |
| 公式HP | ホームページ：https://amana.jp/ リクルートページ：https://recruit.amana.jp/ |
会社規模は大手制作会社レベルですが、経営状況・事業内容・過去制作事例等を総合的に判断して、CM Proでは中堅制作会社としています。
アマナの創業メンバーであり、現在の代表取締役社長兼グループCEOの進藤 博信さんについて解説をしていきます！
代表取締役社長 兼 グループCEO 進藤 博信さん
フリーランスフォトグラファーを経て、amanaの前身となるアーバンパブリシティを設立。その後、ストックフォト事業、デジタル化に注力。amanaを広告写真で国内最大規模の会社へと成長させました。
アマナには目指すこと・提供すること・大切なことという3軸で企業理念が定められています。コミュニケーションの
コミュニケーションの本質は「伝える」だけでなく「伝わる」こと、そして人を「動かす」ことです。
そのためには、刺激を与えて問題提起を促す「ノイズ」と、その問題を解決していく「美意識」の2つが必要だとアマナは考えています。この2つが揃った時に「伝わり、動かす」源泉となり、その中心にいるのは人の「感性・集合・進化」になります。
アマナが目指すのは、企業や社会の価値や課題を見出すパートナーとして、「届けたい思いが伝わり、行動を促す」コミュニケーションを作ることを目指しています。
アマナは2021年に企業理念をリニューアル！クライアントと共に歩むパートナーとして、クリエイティビティで課題解決に挑戦しています！
社名の「アマナ」は日本古代の言葉で全てのものが生まれる創造の源というエネルギーの概念を意味しています。
また、アルファベットにすると「amana」となり、その中心の「man」は人間を意味していて、人が中心の会社であることを表現しています。
アマナの企業理念には「大切なこと 人が中心『感性・集合・進化』」とあるように昔から人が中心であることを大切にしてきた会社です。
アマナの「人が中心」という考え方は社名と企業理念の両方に関わっているくらい強い想いということがわかるね
1975年に前身会社が創業してからまもなく50年を迎えるアマナ。広告写真やストックフォトのビジュアルコミュニケーションから、最近ではマーケティング、DXソリューションなど新しい事業も展開しています。
「洗練された広告写真の制作会社でありたい」という思いで設立。組織としてもアメリカのレップシステムを日本流にアレンジしたプロデューサーシステムを導入。現在の日本の広告制作の礎を築き上げました。
ストックフォトという写真・映像素材の販売事業です。実はCMや広告の中には撮影を行わずに制作される作品も多く、その際にはストックフォトの素材を購入して使用することもあります。
「『今』に敏感に、『イマジネーション』豊かに、集う人の『居間』でありたい」という思いから株式会社イマに商号変更を行いました。広告写真で培った表現力を武器に制作力・デジタル化対応・ストックフォト分野を強化し、社会に貢献していくことを目標にしました。
当時ストックフォト業界3位だった株式会社カメラ東京サービスと合併し株式会社アマナに社名を変更しました。
株式会社アマナとなってからはビジュアルの力で課題解決へ導くソリューションの提供に特化し、制作会社からプロデュース会社への転換に注力しました。
ミラノにamana italy S.r.l.、パリにamana france S.A.、ハンブルクにアイウェストを設立
米国コービス社とコービスジャパン設立。ロンドンにamana images international Ltd.設立
2005年に海外事業を売却し国内事業に集中することを決定。M&Aや新会社設立などを行い2007年には写真などの静止画から動画まで一貫した制作が可能になりました。2008年には組織再編を行いアマナグループとなりました。
TSUTAYAなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブなど3社と共同出資でアートフォトの販売を事業とするイエローコーナージャパンを設立。
ブランド広告領域でアマナとサイバーエージェントの強みを最大限活かし、高い効果をあげるクリエイティブと新しい広告フォーマットの開発を目的として合弁会社Ca Designを設立。
上海の海外連結子会社で人件費・外注費などで不正会計が行われていることが発覚。
連結子会社のアマナデザインにおいて売上高の架空計上、売上高と外注原価の期間帰属の誤りが発覚。また、役員の指示で行われていたことも明らかになりました。
2020年12月期決算で8億200万円の債務超過に陥り、東京証券取引所は上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定しました。
決算では24億6700万円の最終赤字を計上し業績悪化が長引いています。
コクヨと資本業務提携契約、第三者割当増資でコクヨ、寺田倉庫に株式を割り当て10.56億円調達しました。上場廃止を免れました。
国内トップシェアのストックフォト事業を行うアマナイメージズの全株式を株式会社Numazawa, Iizuka, and Nagai for Kimberleyに約20億円で売却しました。
2022年12月、2023年1月に不正取引が発覚。再び債務超過の危機に陥っています。
2022年〜2023年の直近1年間にあったアマナの注目の出来事をご紹介します！
・企業のクリエイティブ人材育成を支援する「amana Creative Camp」
企業の競争力を高めるクリエイティブ人材の育成を支援するプログラムを開始。アマナは制作だけでなく、人材やDX、マーケティング等のソリューション提供もおこなっています。
・WEBディレクター向けOnlineMeetupを開始！
アマナでは、デジタル領域で活躍するUI/UXディレクターやプランニングディレクター、プロデューサー、デジタルメディアプランナーの社員も多く所属しています。
・2022年12月、2023年1月に不正取引が発覚、再び債務超過の危機。
2022年12月には社員による不正取引が発覚。社内調査では売上の水増しや架空計上の疑いがあることもわかっています。再び約2億5000万円の債務超過の危機に陥っています。
最新情報はamana公式のプレスリリースをチェックしよう！
事業内容
アマナは広告制作を中心に、映像、VR、AR、デザイン等の様々な事業を展開しています。スタジオやテクニカル部門も社内にあり、プロデュースから実制作までワンストップで高いクオリティーで制作を実現しています。
最近では制作会社から総合的なプロデュース会社への変革を目指して、コンテンツマーケティングやDXソリューション等の制作以外の事業にも注力をしています。
アマナの事業は大きく4つに分けることができます。職種別に採用が行われるので自分のキャリアプランと重ね合わせて志望する事業を考えておきましょう！
| 事業内容 | 特徴・提供サービス | |
|---|---|---|
| プラニング＆デザイン | クリエイティブ領域の多様なソリューションと総合力で、 クライアントの課題を共に見出し解決していきます。 | ブランディング、プロモーション、 マーケティング、デジタル、イベント等 |
| ライフスタイルコンテンツ | 雑誌・ウェブメディア・イベントなどの 企画運営を行い幅広く情報発信を行います。 | 雑誌やWebメディアの運営 |
| ストック | 写真や映像素材を販売、管理、 ソリューションの提供を行います。 | 世界3位のシェアを持つストックフォト |
| ビジュアル | 広告代理店や制作会社とタッグを組んで、 様々な領域のクリエイティブ制作を行なう事業です。 常に最新技術を追求し、高いクオリティーを実現しています。 | 映像、写真、ドローン、パノラマ、 VR、AR、CG、撮影サービス等 |
特に写真分野では日本トップの実績と技術を持っていて、多くの有名カメラマンがアマナ出身！
強み・弱みについて
次はアマナに関する評判やクチコミから現状の強みと弱みについて分析をしていきましょう。会社の現状課題に対して自分の力をどのように活かしていけるのか考えることがおすすめです！
2023年現在でCM PRO編集部でアマナを分析した結果、強みと弱みは大きくこちらの2点です。
ここからはアマナの強みと弱みを1つずつ解説していきます！
アマナの強みはクリエイティブ制作の総合力です。写真・映像・Web・アプリ・VR・AR・MR・イベント・出版などあらゆるクリエイティブ領域を社内で一貫して制作できる環境を整えています。
社内には最新の機材やスタジオと、各分野でプロフェッショナルの社員800人が揃い、どんなクリエイティブでも対応できる環境です。
最新技術を積極的に取り入れ、常に日本のクリエイティブ制作をリードしている会社で、これほど巨大な制作会社は国内に他にありません。
アマナの弱みは慢性的な高コスト体質や相次いで発覚した不正会計等の不祥事による経営不振、長期的な成長戦略の無さ等による経営不信が続いていることが最も大きい弱みです。
高コスト体質については、「牛丼を注文されてもフランス料理のフルコースを出すのがアマナ」と例えられるほど高いクオリティーにこだわることが強みの一方で、web動画など低予算での制作需要が増加している中で対応できていません。高価格帯でしか高いクオリティーを実現できない状態は弱みでもあります。
プロデュース会社への変革を目指していますが、マーケティング・戦略的な企画力などを弱みとしており、制作会社から抜け出せずにいます。
頭脳戦は苦手なようで経営面では一貫した長期的戦略がなく不安定な状態が続いていることも弱みです。組織のスリム化を進めた結果、想定以上に人材が流出。2018年から2023年の相次ぐ不祥事の発覚もあり「アマナはやばい」と噂されるほど悪い経営状況が続いています。
会社のことをもっと調べて自分なりの強みや弱みも考えてみてね！
経営状況について
アマナについて調べると「経営が悪い」「ヤバい」「上場廃止」「倒産」などの言葉が出てきて不安を感じている人も多いのではないでしょうか？そこで、アマナの経営は本当にヤバいのか解説していきます！
アマナがヤバいと言われる理由は、慢性的な高コスト体質、投資バランスの悪さ、低い利益率、コロナの影響等で経営状態が悪く、一時は上場廃止の危機に陥ったためです。
また、2018年には連結海外子会社で不正会計、2020年には連結子会社のアマナデザインで売上高の架空計上が行われ、2022年12月、2023年1月にも不正取引が発覚するなど、会社のコンプライアンス体制や倫理観もヤバいと言われています。
アマナは2020年12月期決算で純利益24億6700万円の最終赤字を計上したことで、8億200万円の債務超過に陥り、東京証券取引所は上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定されるなど経営状況は非常に悪い状態でしょう。
2021年にコクヨと資本業務提携契約を行い第三者割当増資で10.56億円調達したことで、上場廃止は免れましたが根本原因の解決にはなっていません。
2022年には世界3位のシェアを持っていたストックフォト事業の売却を行い収益構造の改善や資産の効率化を進めていました。しかし、2022年12月、2023年1月には再び不正取引が発覚し、再び債務超過の危機となっています。
アマナは約200億円規模の売上があり、社員も1000人規模の会社で、株式上場をしている業界の中では大きい制作会社です。現在進行形で債務超過の危機でヤバいと言われてはいますが、少しずつ経営状態は改善をしているので就職先としては良い選択肢の1つになるでしょう。
自分のビジョンやキャリアプランを考えて、長期的な視点で会社を比べて選んでいきましょう。
アマナのこれから
現在の事業や経営状況をもとに、アマナの将来を考えていきましょう。転職や新卒入社を目指す方は、自分のキャリアプランや強みを活かしてどのように貢献できるのか考えてみてくださいね。
クライアントとの直接取引にも注力し、デジタル分野にも積極的に投資を行なっているため、アマナの高いクオリティーへの信頼から今後も成長を続け、経営状況も少しずつ改善していくと予想します。
しかし、時代を先読みし長期的な経営戦略がなければ、広告業界も変革期を迎えている中で対応していくことは難しいでしょう。営業力や企画力の強化を目指して人材育成を進めていくことが求められています
写真・映像・Web・アプリ・VR・AR・MR・イベント・出版など幅広いクリエイティブを、高いクオリティーで一貫して社内で制作を行うことができ、この規模の制作会社は他にないため競争力は高いでしょう。
今後は営業力や企画力の高い人材を獲得して、得意のクリエイティビティをもっと活かせる会社作りを進めていくことで、さらに競争力を高めていくと考えられます。
ここまで様々な分野のクリエイティブを制作できる総合力の高い会社は唯一無二！これからの復活に期待！
評判について
次はアマナの社風や働いている方の評判について調べていきましょう。社風やリアルな評判を知ることで、アマナで働くイメージを持ち、より説得力ある志望理由を作れるようになるはずです。
クリエイティビティ溢れる会社でクオリティーを追求する挑戦心の強い方が多いようです。社風としても年次に関係なく意見を出せる風通しが良いです。一方で創業メンバーの力が強くトップダウンな経営が行われているという一面もあるようです。
それでは実際にアマナでお仕事をされている方の評判やクチコミをチェックしてみましょう！
若手が重宝される会社です。会社は自己実現の場所というスタンスのため、アマナで何を得たいのか、どうなりたいのかなどキャリアプランをしっかり決めておくことが大事です。
様々なクライアントと関わることができて必要な設備・人材も全て社内に揃っているため幅広い知識と経験を積むことができます。挑戦を歓迎してくれる社風です。
アマナで働くには？
高いクリエイティビティを持ち、業界での信頼も厚いアマナ。では、実際に就職するにはどうすればいいのか新卒採用・転職の中途採用に分けてご紹介します。
アマナではプロデュースコース、クリエイティブコース等で職種別の採用が行われています。会社を社員一人一人の自己実現の場所という考え方をしているためキャリアプランについてはしっかりと考えておきましょう！
Instagramを使ったセンス採用などユニークな選考も行われているので、自分に合う方法でエントリーをするのがオススメです！
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オススメの転職エージェント
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1,000名超のクリエイター・マーケターが在籍する会社が立ち上げた転職エージェント、自社でもクリエイティブ制作を行う会社が運営しているため専門性の高いサポートが可能です。一人ひとりのキャリアや志向にあわせた提案を行います。
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広告業界で人材育成などを行い60年以上の歴史がある宣伝会議グループの人脈や情報ネットワークを駆使して転職をサポート、業界の専門的な知識を持っていて未経験の方でも安心して利用できます。
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パーソルキャリアが提供する大手総合型転職エージェント。求人数が圧倒的に多いことが特徴。転職活動の全てを専門スタッフがきめ細かいフォローをしてくれますよ。
