広告業界・広告制作会社・映像制作会社から内定を獲得するためには、徹底的に企業研究をして自分に合う制作会社を見つけることが重要です。企業研究を行うことで志望理由も明確で説得力のある内容になり、ESや面接など就活を有利に進めることができるでしょう。CM Pro.では広告制作・映像制作会社を徹底的に調査・研究して企業を徹底解説しています!
今回は広告会社と広告制作会社を統合したハイブリッド型クリエイティブ・エージェンシーのADKクリエイティブ・ワンをご紹介します。
ADKクリエイティブ・ワンは2019年に大手広告会社ADKのクリエイティブ部門と制作部門が統合し、広告会社と制作会社を掛け合わせ、戦略・企画から制作までを一気通貫して行うハイブリッド型クリエイティブ・エージェンシーとして発足しました。
ADKの採用とは別に専門職としてアソシエイト・プロデューサー職(他社のPM職と同義)の選考が行われています。
ホームページ:https://www.adkco.jp/
リクルートサイト:https://www.adk.jp/recruit/
まずはADKグループについて理解していきましょう!
ADKは日本国内で電通・博報堂に次ぐ3位の大手広告代理店です。1956年に前身となる株式会社旭通信社が設立され、斬新なアイデアで業績を伸ばし、いち早くアニメなどのコンテンツビジネスに参入、広告会社で初めて株式上場を果たすなど業界の先駆者として成長してきました。
2019年には「真のコンシューマー・アクティベーション・カンパニー」を目指し、事業ごとに専門性を高めるため、ADKホールディングスを中心としてマーケティング事業会社の「ADKマーケティング・ソリューションズ」、総合クリエイティブ会社の「ADKクリエイティブ・ワン」、アニメなどのコンテンツビジネスを行う「ADKエモーションズ」を中心とする企業グループに再編しました。
背景には今まで広告会社に一括で発注していた案件を、専門性の高い会社に分離して発注するという傾向があり、一括のトータルプロデュースよりも、それぞれの高い専門性が求められているという時代の変化があります。
すべての人に「歓びの体験」を。
ADKは「体験」という考えを大事にしています。独創的なアイデアとテクノロジーを融合することで人々の生活を価値ある「喜びの体験」へと変えていくことを目指しています。
顧客を資本と考える「顧客体験創造会社」へ。
ADKグループ全体に浸透している事業ビジョンです。顧客を資本と考えサポートすることで伴走型のパートナーを目指しています。
「全員経営」
創業者である稲垣正夫さんが掲げた理念です。社員ひとりひとりが独立した事業主だという自覚を持ち、常に挑戦と努力を続けることで、ビジネスを生み出すという考え方です。ADKの根底にあるDNAだと言われています。
ここからは「ADKクリエイティブ・ワン」について解説していきます!

ADKクリエイティブ・ワンは今までの広告代理店のクリエイティブ部門と広告制作会社の制作部門を統合したハイブリッド型クリエイティブ・エージェンシーです。戦略・企画の立案から、その実現を行う制作まで一気通貫にワンストップで提供する「クリエイティブ・ソリューション」を強みとしています。
このような会社は今まで他になく、日本の広告業界の先駆者として独自の成長を続けるADKが広告制作会社にも革新を起こそうとしています。
また、今までの広告だけでは人の心を動かすことは難しいと考え、クリエイティブの領域を広げていく挑戦をしています。事例としてはオリィ研究所「分身ロボットカフェDAWN ver.β」など新しい価値・体験・驚きを創造を続けています。
クライアント企業の課題解決のパートナーとして、戦略・企画・制作のすべてをワンストップで行います。6つの事業が同じ社内で連携することで「クリエイティブ・ソリューション」を提供します。
- ストラテジックプランニング
- クリエイティブ
- アクティベーションプランニング
- デジタル
- プロダクション(制作)
- アカウントプロデュース
業界で唯一無二のハイブリッド型クリエイティブ・エージェンシーとして、戦略・企画から制作までワンストップで提供することで今後も成長を続けるでしょう。
広告業界は変革期を迎え、独立系制作会社が代理店依存ビジネスからの脱却に向け、直接取引・受注先拡大・エンターテイメント分野への参入に注力している中で、代理店系のADKクリエイティブ・ワンは広告会社と制作会社を統合してワンストップで「クリエイティブ・ソリューション」を提供するという独自の戦略で業界の変革期に対応しています。
ADKは業界の先駆者として成長してきた会社で、グループ全体が挑戦心で溢れています。
ADKクリエイティブ・ワンも唯一無二のハイブリッド型クリエイティブ・エージェンシーとして発展し、クリエイティブの領域を広げていくという挑戦に向けて、部門を超えて活発に連携が行われています。

ADKクリエイティブ・ワンに「アソシエイト・プロデューサー職」として入社後は、一般的なPM(プロダクションマネージャー)とは違い、拡大を続けるクリエイティブ領域の全てに対応するために、映像だけでなくデジタル時代に対応した多様なクリエイティブやコミュニケーション開発の中心となる次世代型プロデューサーを目指していきます。
業務内容はクオリティ管理・スケジュール・予算など制作全体のマネジメントですが、映像だけでなくデジタル時代に対応した多様なクリエイティブやコミュニケーション開発にも携わると点が他社との大きな違いです。
選考情報はADKのマイページにあります!



