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広告業界でクライアントの課題解決のために、代理店が企画した映像やグラフィックなどのクリエイティブを実際に制作するのが広告制作会社です。毎年新卒採用も行われていて多くの学生が選考を受けています。特に大手の広告制作会社や電通・博報堂など代理店グループの制作会社は倍率も高くなりがちです。
クリエイティブに関わるということで、美大の学生が有利だという噂も流れています。そこで今回は大手広告制作会社の採用大学などから新卒採用と学部の関係を徹底調査を行います!
映像制作会社の職種を解説!映像制作の仕事内容や役職を詳しく徹底解説【2024年】・適性診断AnalyzeU+(本格的な自己分析をしたい人にオススメ)
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まず初めに結論、大学や学部は選考に影響しません。その理由は広告制作会社の役割を理解するとわかります。広告制作会社の仕事は広告代理店・クライアントから制作案件を受注し、制作のために必要なスタッフを集めて、その中心で制作全体をまとめて進行することです。
そこで重要なのは美大などでの制作経験よりも、学生時代に様々な経験で培った「コミュニケーション能力」「仮説検証力」「粘り強さ」などです。もしも美大で素晴らしい作品を残していたとしても集団の中で発揮できるスキルを持っていなければ、面接官に就職後の活躍を想像してもらうことは難しいでしょう。
学生時代はできるだけたくさんのことに挑戦して、様々な経験を積んで、自分らしさを伸ばしていきましょう!
一部、ディレクター職などでは学生時代の映像制作経験・ポートフォリオが必須な場合があります。
広告制作会社内定者インタビュー!志望理由・自己分析・インターンを徹底解説!【vol.1 あおさんコラボ編】実際に広告制作会社で採用実績のある大学をチェックしてみましょう。
まず映像制作でトップ企業のAOI Proが公開している採用実績大学です。一般大学に青線をつけています。公開されている45校のうち美大は10校のみでほとんどが一般大学となっています。比率にすると一般大学は78%、美大は22%です。一般企業と比べると美大の比率は高くなっていますが、全体のほとんどが一般大学からの採用になっています。
愛知県立芸術大学、青山学院大学、学習院大学、関西学院大学、関西外国語大学、関西大学、九州大学、京都造形芸術大学、倉敷芸術科学大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、国際基督教大学、城西国際大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、玉川大学、多摩美術大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、帝京大学、東海大学、東京外国語大学、東京経済大学、東京芸術大学、東京工科大学、東京工芸大学、東京女子大学、東京造形大学、同志社大学、東北芸術工科大学、長岡造形大学、名古屋学芸大学、日本大学、フェリス女学院大学、法政大学、武蔵野美術大学、明治学院大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 ほか
採用予定学部も専門を問わないものになっています。毎年様々な大学の方が入社されています。
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系
広告制作会社に入社後はまず研修が行われ、業務に必要な基礎知識を学んでから各部署に配属になります。その後は実際の業務を通して知識と経験を吸収しながら一人前に成長していきます。
商材を持たない広告業界にとって、唯一の資産は「人」です。その考えのもと研修など人材への投資を積極的に行っています。
広告制作会社には様々な経験をされてきた方が入社されています。新卒では一般大学で制作経験のない方がほとんどです。学生時代はたくさんの挑戦をして、様々な経験を吸収することで、自分らしさを磨いていきましょう!
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