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映像制作会社を目指している就活生の中には、先輩や社会人のOBとの繋がりがなかったり、情報を集めることに苦労していたりする方も多いのではないでしょうか?
実際に就活を終えた先輩の面接・ES・インターンなどの情報や体験談は貴重で参考になることが多いです。そこで今回は実際に23卒として大手広告制作会社に内定しているゆうまさんにインタビューを行いました!
特に地方の大学から映像制作会社を目指している方は是非参考にしてくださいね。最後に地方の就活生へのアドバイスもいただきましたよ!
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ゆうまさんのこと
今回お話を伺うのは23卒として大手映像制作会社に内定したゆうまさん。まずはゆうまさんのプロフィールをお聞きしましょう!
はじめまして!CM PROのことりです。今日はよろしくお願いします!
23卒地方文系私立大学出身のゆうまです!東京の大手映像制作会社に入社予定です。
最近は80年前の二眼レフを片手に、日本中の写真を撮って回っています!それと1日最低1作、映画を見ることを日課にしています。
映像制作歴は4年目で、映画の撮影や企業PV制作等に携わってきました
日本中の写真を撮って回っていて、毎日映画を見ることが日課というとても素敵な趣味をお持ちのゆうまさん!学生時代や就活のことを聞いていきましょう!
ありがとうございます!映像制作会社に入社されるとのことですが好きなCMがあれば教えてください!
私が好きなCMは、JR東海の「会うって、特別だったんだ。」です。なぜ好きかというと現代の社会情勢を背景に、日本の「奥ゆかしさ」的な美しさが表現されていて、CMを見るだけでつい遠くの家族や友人へ想いを馳せ会いたくなってしまうからです。
また個人的な好みとして、商品の良さを直接的にPRするCMよりも、その商品を通して起こりうる感情や情景にフォーカスしたCMが好きです。
好きな理由まで言語化できていることがポイントですね。なぜ好きなのか、他にはどんなCMが好きなのか、将来どんなCMの制作に関わりたいのか等を深堀りしていきましょう!
就活を始めたばかりの頃について
地方大学から東京の大手映像制作会社に内定されたゆうまさんの就活についてお話を伺っていきましょう!
就活を始めた時期や最初にしたことを教えてください!
就活を始めたのは大学3年の2月後半からです。まず証明写真を撮りに行きました。証明写真の髪型や眉毛は自分で加工して、カッコよくして士気を高めてました(笑)。ついでに「こんなことしているの僕だけだろ。」みたいな感じで勝手に自信をつけていました。
同時にエンタメ業界を中心に1日3つのESを提出し続けていました。「数打てば当たるだろう」精神でとにかく提出していました。数をこなしてくるとコツを掴んできて自分らしい良いESを作れるようになりますよ。
まずはESを提出することから始められたそうです。ESは数をこなせばこなすほど慣れてきて良い内容になっていくので内定の秘訣の1つかもしれません。
CM PROでは就活でまず最初にやるべきことをこちらの記事でまとめているので是非参考にしてくださいね!
なるほど!最初はエンタメ業界を中心に見ていたとのことですが、広告業界や制作会社を見始めたのはいつ頃ですか?
最初はテレビや映画業界を中心に見ていましたが、広告業界にもES提出はしていました。本格的に広告業界や制作会社を見始めたのは6月ほどからだったと思います。
就活当初から様々な業界を見ていたからこそ、本格的に広告業界を見始めたときにもスムーズに就活を進めることができたのでしょうか。業界を絞ることも大切ですが、まずは幅広く見ておくことも大切ですね。
エントリーシートについて
次はエントリーシートを実際に作成するときのことについてお話を伺います!インターンや選考での書類作成の参考にしてくださいね。
ありがとうございます!次はエントリーシートを作るときに心がけていたことがあれば教えてください!
起承転結を心がけていました。例えば文章の流れとして「自分の成しとげたい事→生まれた課題→結果→そこから得た事」みたいな感じです。読む人に納得してもらえるように意識していました。
その他には、自分だけの経験で他の学生となるべく被らないことや、数字を用いて定量的なESを心がけていました。面接で数字について深掘りされることが多かったです。
読む人に納得してもらえるように、読む人の立場になって考えることは本当に大切だと思います。どんなに気持ちのこもった文章も相手に伝わらなければ意味がありません。
何千人もの学生のESと比べて選ばれる理由を作るように心がけましょう!
なるほど!次に制作会社の志望理由を教えていただけないでしょうか?
私が作った映像を通して、見た人の感情を動かしたいからです。4月から行く会社には、世界中に映像を発信することができる基盤があり、尚且つ映像が日本で1番かっこいいと思ったので、多くの人に自分の映像を届けることができると思ったからです。
映像を通して実現したいことや目標が、企業の志望理由にも結びついていることで志望度の高さが伝わりますね。入社後の活躍を期待させるような素敵な志望理由です!
ありがとうございます!次にガクチカのエピソードってどんなことを書いていましたか?
自分だけの「経験」を書いていました。私の場合は学生時代に、映画の撮影や企業PV等の制作に携わっていたので、そのエピソードについて書きました。
書くときは、自分のありのままの姿より、少し背伸びしたエピソードを意識していました。例えば、映画の撮影で私は撮影助手だったため、主に三脚の調整やレンズ交換や、撮影器具の管理が仕事でした。しかし運よくカメラを回すことが数回あり、その少ない経験にフォーカスして話していました。
数秒でもそのシーンが映画館で流れたら、そこに私だけの感情が生まれ、他の就活生とは被らない「経験」が面接官の方に伝えられるからです。つまり自分のガクチカが、他の就活生と比べて希少性が高くなるのであれば、少し背伸びしていいと思います。たくさんいる就活生の中で印象に残ることを優先すべきだと私は思います。
オリジナルの自分だけのエピソードで、たくさんいる就活生の中で印象に残すという戦略をとっていたゆうまさん。一番魅力的に伝わるように書き方やエピソードを工夫することも戦略の1つですね。
なるほど!次に自己PRはどんなお話をしていたのですか?
自分だけの「成果」を書いていました。特に大切にしていたのは成果までの過程を伝えることです。
例えば、私は知人とYouTubeをしていたのですが「YouTuberの1割しかできないとされている収益化を達成し、〇〇万時間の再生時間、〇〇人の登録者を獲得しました。その過程の中で、大学で専攻しているマーケティングの知識で戦略的に自分たちの市場を開拓してきました。」みたいな事を話していました。
ここでは数字を用いて自分の成果を客観的に伝えること、得た知識や技術を他に転用し、成果をあげられることが伝わるように意識していました。
成果までの過程をしっかりと伝えることで入社後の活躍と、自己PRの再現性を伝えることがポイントですね!自分の強みを客観的に伝えるためには自己分析もしっかりとしておく必要がありますね!
映像制作会社の職種を解説!映像制作の仕事内容や役職を詳しく徹底解説【2024年】面接について
ここからはゆうまさんに面接体験を伺います。映像制作会社の面接の雰囲気や質問について理解して、対策に活かしましょう!
次は面接について教えてください!面接で意識していたことはありますか?
ここでも人と被らないことを意識していました。例えば集団面接で3人の学生がいて、前の2人が自己紹介で、名前→志望理由を言った場合は、私は志望理由→名前の順番で言っていました。
言葉で説明するのが難しいのですが、実践した私の体感では話す順番を変えるだけでも、廻りと違えば印象が変わる気がします。
話すときは映像と一緒で抑揚を大切にして、一丁前にフリとオチみたいなのを気にして話していました。また映像制作会社の面接官は面白い人が多いので、冗談を言ってくることがあるのですが、その際には冗談で返したりしていました。失敗談の時は、面接官の方を笑わせやすいと個人的に思っています。
たくさんいる就活生の中で印象に残すために状況に応じて対応をしていたのですね。面接官の立場になって考えているからこその戦略なのではないでしょうか。そして何よりも面接を楽しんでいたことが伝わってきます!
ありがとうございます!実際にどんなことを聞かれましたか?
志望理由、ガクチカ、自己PR、職業理解度は毎回必ずで聞かれました。そこからの深掘りで、色々と突っ込まれる感じです。準備しておけば必ず答えられる質問です。
他には「今までで1番怒られた経験は?」「多くの人が関わるプロジェクトとかもあるけど大丈夫?」等の準備しづらい質問もありますが、リラックスして臨めば大丈夫だと思います。
変わった質問も多くありました。例えば「スタバのベンティーより上のサイズ付けるなら何にする?」「世界中どこの街でもいいから、君がレポーターになって紹介して」「今日の服装何点?」「君の変態度は何%?」「君の横で、仲間が上司に殴られていたらどうする?」など。
定番の質問から変わった質問まで様々なことを聞かれたそうです。変わった質問については準備は難しいですが、落ち着いて自分らしさを忘れずに答えることが大切です。
CM PROでは映像制作会社の面接でよく聞かれる質問をまとめた記事もあるので参考にしてくださいね!
映像制作会社の面接で聞かれる質問を紹介!質問や評価ポイントを徹底解説!【25卒最新】選考を通して
実際に映像制作会社の内定を獲得して就活を終えられたゆうまさん。就活中を振り返っていただきました。
就活を振り返って、ズバリ選考を突破して内定獲得できた理由はなんだと思いますか?
徹底的に他の就活生と差別化することを意識していたことが理由だと思います。
例えばこの業界は、ESと一緒に動画を提出することが多くあります。そこで私だけの自負があるのですが、映像を作るだけではなく、流れている音楽も制作して提出していました。
映像制作会社の選考を受ける学生で映像を作れる人は多いと思います。その中で自分だけのオリジナリティ、クリエイティビティを表現して圧倒的差別化を目指していたのが突破できた理由だと思います。
エントリーシートや面接など、一貫して他の就活生と比べて差別化をして、印象に残すことを戦略としてきたゆうまさん。
映像を作れるだけでは差別化にならないと考え、BGMの音楽まで作ってしまったということには驚きました。まさに圧倒的差別化を実現していますね!
就活で印象に残っていることはありますか?
どの面接でもプロデューサーがいるということが印象に残っています。選考が進めば進むほど、有名なプロデューサーの方が面接官をしてくださります。
自分が知っている映像を作っている方が面接をしてくださるので、少し緊張しますが、このような機会は中々無いので楽しんで面接をしました。
また、好きなCMを聞かれることがあるのですが、会社の顔であるプロデューサーの作品を頭に入れておくと、その話で盛り上がることもできます!
ゆうまさんの就活体験談を伺っていると本当に就活を楽しんでいたことが伝わってきます!みなさんにも就活という機会を使って沢山の人との出会いを楽しんでほしいです。
ゆうまさんは地方の大学から東京の映像制作会社へ就職されますが、地方からの就活についてアドバイスをお願いします!
映像業界は情報が少ない業界です。一旦CM PROを全て見ることをお勧めします。
そしてインターンに行き、同じ業界を目指す仲間を見つけるべきです。(私は1人もいなくて情報がなくて本当に困りました)
また、経験を積むなら地方にも制作会社はあります。アルバイト等を募集していない所がほとんどですが、その会社のホームページやFacebookでコンタクトを取ってみてください。
映像業界というのは基本、人手不足です。そこで運よく経験を積むことができたら、身につけた技術や知識が自分の自信となり、就活でも有利に働くと思います。
就活において本当に仲間の存在は大切です。一緒に映像業界を目指す仲間を探してみましょう!映像業界で実際にお仕事をしてみることは業界研究にも繋がると思うのでオススメです!まずは行動あるのみですね!
情報が集めづらい映像制作会社のことを徹底解説しているので、CM PROの記事も是非チェックしてくださいね!
ゆうまさんのこれから
最後にゆうまさんの入社後のキャリアプランについてお伺いしました。目標やビジョンを考える参考にしてくださいね!
入社に向けて意気込みなど、これからについて聞かせてください!
東京でプロデューサーとして結果を出して、ミーハーなので賞とか受賞したいです!
その後、地元で映像プロダクションを立ち上げたいです。そこで企業のPV等の作成はもちろん、映画も作りたいです。
素敵なキャリアプランをありがとうございます!本日はありがとうございました!
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