広告制作会社について調べていくなかで電通クリエーティブフォースという会社を目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?電通クリエーティブフォースは電通と制作会社を繋ぐクリエーティブプロデューサーが所属している会社で就活では制作会社と併願される方も多いです。そこで今回は電通クリエーティブフォースについて徹底解説していきます!就職活動の参考にしてくださいね!
ホームページ:https://www.dcf-d.co.jp/
代表取締役社長執行役員 菊地 晶さん
電通入社、第3CRプランニング局次長、業務統括部長、常務取締役、電通クリエーティブフォース取締役を経て現職。
電通クリエーティブフォースの経営層の多くは電通からの出向者となっています。
創業年 | 2008年 |
売上 | 社内規定により非公開 |
従業員数 | 146名(2021年10月) |
代表 | 村山 大輔 |
オフィス | 東京都港区東新橋1-8-1 電通本社ビル32階 |
HP | https://www.dcf-d.co.jp/ |
クリエーティブを動かす
FORCE
「力」
電通クリエーティブフォースは電通のクリエーティブ領域の制作進行などを担うクリエーティブプロデューサーが所属する会社です。より効果的でクオリティーの高いクリエーティブを実現するために力を発揮する会社です。

クリエーティブプロデューサーとは電通と制作会社の間に入り、より効果的でクオリティーの高いクリエーティブを実現する仕事です。1つの広告でCM・グラフィック・Web・イベントなど複数のクリエーティブ施策を行うことが増えているなかで、すべての施策に関わりハブとしてスケジュールや予算を管理、全体をまとめて進行していくことがクリエーティブプロデューサーの仕事です。直接企画に携わることはありませんが、制作会社よりも電通チームと近い距離で連携して仕事をすることができます。

制作会社のプロデューサーはそれぞれの専門領域で制作を担当しますが、クリエーティブプロデューサーはより広い範囲で全ての施策の制作責任を担います。制作会社に必要なのが体力だとしたら、クリエーティブフォースに必要なのは電通と複数の制作会社の間に立つための強い精神力です。
電通グループは日本最大手、世界では5位の広告代理店で従業員数は約64,000人、世界145の国と地域で事業を展開、2020年度の売上高は4.5兆円の巨大企業です。「顧客、パートナー、従業員、そしてすべての生活者の成長に寄与することによってより良い社会を実現するために存在する」を理念として電通を中心に連結子会社が1000社以上あります。
電通グループには他にも電通クリエーティブX、電通クリエーティブキューブという2社の制作会社があります。こちらもぜひチェックしてくださいね!


電通が広告代理店としてクライアントと向き合い戦略・企画・クリエーティブ・メディアプランなどを提案・立案し、電通クリエーティブフォースがクリエーティブ施策の実現に向けて制作会社などの中心として活躍します。

電通のクリエーティブ実現のため制作のハブとして活躍する会社で電通の大型案件に多く携わっています。広告が複雑で多様化していくなかで今後も重要な役割を担っていくでしょう。電通チームと近い距離で連携するので一流のクリエイターと仕事ができることも強みです。
また、クリエーティブプロデューサーの職種や専門とする会社は現在電通クリエーティブフォースのみで、ここでしかできない仕事とも言えるでしょう。
直接制作は行わないこと、電通グループであるということから働き方も安定していて、制作会社に不安を感じている方にもオススメです。
電通チームと制作会社の間に入り制作のハブとして活躍をする会社ですが、電通クリエーティブフォースには制作物の実績は残らず、今後の事業拡大は見込めない点です。現在の会社体制では電通以外とのビジネス展開などは行われないでしょう。会社説明会では「強みは電通チームとして働けること」という説明が行われますが、良くも悪くも将来は電通次第という点は認識しておきましょう。
電通クリエーティブフォースでは入社後はアソシエイトプロデューサーとしてキャリアがスタートして、実績と年数に応じてグレードが上がっていきます。
毎年3~5名程度の新卒採用が行われています。広告代理店と制作会社の両方の併願先となっていて倍率は高い傾向にあります。選考の雰囲気は広告代理店と近いです。
面接ではクリエーティブプロデューサーという職種への理解も問われるのでしっかりと答えられるようにしておきましょう。現場で活躍するクリエーティブプロデューサーの方も参加されるので逆質問も考えておくのがオススメです!